番茶
番茶
細く曲がりくねった山道を駆け上がった先に広がったのは、太陽の光をつやつやの葉で受け止めて、きらきらと光る茶畑でした。近年、消費者のお茶離れが進み、いわゆる耕作放棄地が増えて、茶産地の衰退が進んでいます。
この美しい茶畑を残していくために、もっと気軽でおいしいお茶を届けたい。そんな想いでわたしたちが行き着いたのが、「番茶」です。
熱湯でいれても苦みが出にくく、カフェイン量も少ない。長時間置いても渋くなりにくい番茶は、「誰がいれても、誰が飲んでも、いつでもおいしい、暮らしのお茶」。わたしたちは、番茶とともに「おいしいお茶のある日本の暮らし」を伝えていきます。
番茶は風土のお茶
番茶とは、煎茶に使われる新芽のやわらかな部分以外を原料にしたお茶のこと。大きく固い葉や茎も丸ごと活かし、日本各地の風土や食文化に合わせておおらかに飲み継がれてきたお茶です。そんな番茶の良さを見直し、毎日飲みたくなるお茶として生まれたのが、「日本の定番茶 番茶」シリーズです。
-
水出しで
しっかりおいしい水出しでも番茶の味わいと香りが楽しめてしっかりおいしい冷茶になります。
-
カフェイン量が少なく
ごくごく飲めます気温が上がってくると、お茶を飲む量も増えるもの。カフェイン量が少ないので小さなお子さんからお年寄りまで、みんながごくごく飲める毎日のお茶にどうぞ。
ティーバッグタイプだからいれ方はカンタン
手軽に入れられるティーバッグタイプで、冷たいお茶も温かいお茶も、どちらも簡単においしくいれられます。
-
水出しの場合
ボトルに水500mlを注ぎ、ティーバッグ1つを入れてください。2時間~ひと晩ほどでおいしくお召し上がりいただけます。
-
お湯出しの場合
急須やボトルに熱湯500mlを注ぎ、ティーバッグ1つを入れてください。3分でおいしい番茶が出来上がります。
包装紙で愉しむお茶時間
-
茶葉を天日に干す風景など、素朴な茶園の風景が描かれたパッケージを開くと、内側にはお茶の紹介がぎっしり。味の特徴や生産地の紹介、おいしいいれ方、お茶に合うお菓子など、お茶時間をいっそう愉しんでいただくための読みものに仕立てています。
包装紙とリーフレットを兼ねることで、紙の削減になるだけでなく、贈りものとしてもらったときにもうれしいパッケージを目指しました。
四季を愉しむ、季節の番茶
「これも番茶?」と、その香りや味わいの個性にびっくりしていただけるような番茶を季節限定でご用意しました。
-
白桃番茶
焙じていない番茶に桃の香りを移した後、取り出した桃を粉末にして混ぜ込むことで、青々とした印象がありながら、熟した桃をほおばったような豊かな味わいを持つ番茶です。
商品詳細はこちら -
レモン番茶
夏摘みの番茶をベースに、国産レモンの皮とレモンバーベナをブレンドした、さわやかなお茶です。お湯出しの場合は、レモンの香りと茶葉の甘みをより強く感じていただけ、水出しの場合は、レモンの爽やかさが際立ちます。さっぱりとしたあと味とほのかな酸味が、夏の水分補給にぴったりです。
商品詳細はこちら -
ラベンダー番茶
じっくりと焙じて穏やかな香りに仕上げたほうじ番茶に、柔らかに広がる香りが特徴の北海道産の真正ラベンダー「おかむらさき」と「はなもいわ」をブレンドしました。ほうじ番茶のやさしい味わいの中に、ラベンダーらしい爽快な香りが広がります。お湯出しはもちろん、水出しでもおいしく、暑い季節にもぴったりです。
商品詳細はこちら -
春摘み番茶
大和茶の産地の中でも特に標高の高い奈良の都祁(つげ)地域は、冬の到来が早く、他の茶園がおおよそ秋に番茶を刈り取る中、春に番茶を収穫します。関西にも関わらず氷点下10度前後まで冷え込む冬の寒さの中、茶の木を毛布のように守る茶葉は、凍らないために成分が変化し、春には爽やかな甘みを醸します。厳しい自然が生み出す、春摘み番茶のやわらかな香りや味わいをお楽しみください。
商品詳細はこちら -
エルダー番茶
丸3年以上かけ、背丈ほどの高さに育った茶の木を収穫して薪火で炒り上げ、マスカットのようなフルーティーな香りが特徴のエルダーの花をブレンドした、見た目にも華やかな番茶。抽出時間を置くことで、爽やかな風味から花畑のような甘い香りへと変化します。ゆっくりと飲むことで、甘く強まっていく香りの変化をお楽しみいただけます。
商品詳細はこちら
風土と人が育んだ、 定番の4つの番茶
番茶づくりをともにしたのは、奈良に根付く茶園です。耕作放棄地を解消し自然栽培にこだわる「健一自然農園」をはじめ、嘉兵衛本舗、製茶農園大和園、月ヶ瀬健康茶園の4つの茶園と共同開発しました。まずは定番の4種からお試しいただき、好みのものを見つけてください。お試し用やギフト向けの小袋(3包入)と、自家用の大袋(15包入)の2種類を用意しています。
-
青柳番茶
煎茶の茶摘みが終わった秋以降、大きく育った葉を摘んだ「秋冬番(しゅうとうばん)」と呼ばれる茶葉を使い、焙じ加工を施さず製茶した、番茶でありながら緑色の水色(すいしょく)の番茶です。爽やかな香りとさっぱりした味わいが楽しめ、後口もすっきり。露天栽培の茶葉を使うことで、親しみやすく、飲みやすい口当たりです。
商品詳細はこちら -
ほうじ番茶
奈良・月ヶ瀬の山肌に点在する樹齢40~50年以上の茶山で、ゆっくりと生育した有機栽培の刈下番茶を使用しています。製茶後に、番茶専用保管庫で一定期間貯蔵し熟成させてから、葉や茎、枝などを部位ごとに選別せず、まるごと深めに焙煎。すっきりとした甘さと香ばしさが楽しめる焙じ番茶に仕上げています。有機JAS取得の茶葉を使用。
商品詳細はこちら -
天日干し番茶
太陽をいっぱいに浴びて育った露地栽培の茶葉を、さらに天日で干す、太陽の恵みを存分に受けた番茶です。天日干しの作業は、蒸気で蒸した茶葉を、日当たりのよい山の広場一面に広げ、手作業で順番にかき混ぜて、何度も上下を返していきます。非常に香りがよく、まろやかながらお茶本来の力強い味をお楽しみいただけます。
商品詳細はこちら -
茶の木番茶
丸3年以上かけて背丈ほどの高さに育った茶の木を収穫し、薪火で炒り上げたお茶に、黒豆や大麦、玄米などの雑穀をブレンドしました。スモーキーな香りに雑穀の香ばしさが加わり、個性的ながら滋味深い番茶です。じっくり育った茶の木の枝や幹を使ったこのお茶は、水出しもできますが温かくしてお召し上がりいただくのがおすすめです。
商品詳細はこちら
こちらもおすすめ
46の商品
- カートに入りました
- カートを見る