風土と人がつくるもの。

全ての工芸は、風土の影響を受けています。
使う人たちの暮らしをつくる風土。
道具をつくるための材料としての風土。
そこには、自然が育む「豊かさ」があります。

全ての工芸は、
人の手を介してつくられています。
人の暮らしに寄り添いながら、
暮らしの役に立つように、
少しずつ少しずつ形を変えて進化しています。
そこには、人の持つ「真面目さ」があります。

工芸は、風土と人がつくるもの。
気がつけば、わたしたち日本人は、
生まれてからずっと工芸と一緒です。

ずっとあるもの。残したいもの。
一〇〇年先の日本に工芸がありますように。

日本の工芸が教えてくれる
暮らしかた、生きかた。
中川政七商店

2020年世界中に蔓延した混沌。
当たり前が当たり前でなくなっていく暮らしの中で向き合った
我々中川政七商店が大切にしたいこと、
我々が残したいと願う工芸の正体。
それは、日本の風土と人の営みそのものでもありました。

ありとあらゆる便利が追及され、モノがあふれる今だからこそ
自分で自分の豊かさを決める時代。
工芸が私たちに教えてくれることはたくさんあります。

失われるままではなく、進化を繰り返しながら
100年先の日本に工芸を繋いでいきたいと思います。
株式会社中川政七商店
代表取締役社長
十四代 千石あや

クリエイティブディレクター
水野学
演出・編集
八巻尚人
撮影
柏原聡
宮田昂
柏原孝史
勝野賢
撮影アシスタント
川上晃司
出演
仙田祐一郎
仙田憲子
仙田未來
仙田束
ナレーション
クリス智子
プロデューサー
奥谷薫
風間純子

中川政七商店について

一〇〇年先も工芸が人々の暮らしと共にあるように。これからも私たちは全力で日本の工芸を元気にします。

日本全国の工芸について

産地で育まれる素材、つくり手の技術や知恵、そしてものに込められた想いなど、
日々向き合うものづくりの中で、わたしたちが触れる工芸の豊かさ。
みなさまにもその魅力をお裾分けできればと思い、読みものをお届けしています。
日本全国の工芸の物語に触れてみませんか。

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