2019.12.19

創建1800年の神社を中川政七商店がコンサルティング  北九州「和布刈神社」がリニューアルオープン

創建1800年の神社を中川政七商店がコンサルティング

北九州「和布刈神社」がリニューアルオープン

"導き"の神社としてコンセプトや神紋、授与所などを一新

  創建1800年、九州最北端に位置し関門海峡に向かって鎮座する「和布刈神社(めかりじんじゃ)」(所在地:北九州市、神主:高瀨和信)は、奈良の老舗・中川政七商店のコンサルティングにより、2019年12月、コンセプトや神紋、授与所などを新装いたしました。

 日本の神社は全国に8万社以上ありますが、時代の変化とともにその役割が弱まり、収益の確保が難しくなりつつあります。今回、中川政七商店によるコンサルティングのもと"和布刈神社を在るべきすがたへ"をビジョンに、潮の満ち引きを司る"導き(=道先を先導する)"の女神「瀬織津姫(せおりつひめ)」を祭る神社として、創建の由緒に基づきコンセプトを整理。古くから伝わる八重桜の神紋をリファインするとともに、御守やおみくじ・縁起物など、参拝する人の心を"導く"手助けをする授与品と、それらをお渡しする授与所の装いも一新。また人生の最後の"導き"として、関門海峡での海洋散骨供養を「海葬」として改めました。


【和布刈神社】 2019年12月9日(月)リニューアル

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所在地:福岡県北九州市門司区門司3492番地
電 話:093-321-0749
授与所:9:30-17:00
コンサルティング:島田 智子(中川政七商店)
グラフィックデザイン:岡本 健・山中 港(岡本健デザイン事務所)
授与所デザイン:佛願 忠洋(ABOUT)
*2020年1月25日(土)には、1800年以上の歴史をもつ祭事「和布刈神事(めかりしんじ)」が執り行われます。


和布刈神社とは

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1800年前より関門海峡に面して鎮座し、潮の満ち引きを司る月の神様「瀬織津姫」を祭る神社。神功皇后が瀬織津姫の教えのままに、三韓の征伐に向かわれ勝利した際に創建されたと言われています。第32代神主・高瀨和信氏が神社の再建に向け精力的に活動を行っており、今回のリニューアルでは和布刈神社の由緒や歴史に紐づくストーリー・事業の整理を実施。また海洋散骨供養「海葬」や境内で作家の器や古道具を販売する「母屋」に加え、今後は「茶房」など古来の日本人の在り方を伝える場の展開も予定しています。

授与所リニューアル

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コンセプトは「影と光」。御祭神である瀬織津姫は、もともと天照大神の荒魂(神の荒々しい側面、陰の部分)であることから、授与所内も影と光の陰影を表現しています。
中央に配置した御神体の一部「受け岩」は、神社の象徴として授与所全体を見守るとともに、御守の授与の際にはこの受け岩に御守を重ね合わせ、神職による鈴振りを行うことで、神様の御魂を御守一つひとつにお分けします。

授与品リニューアル

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再生や始まりを意味する「白」を基調とした御守やおみくじ・縁起物、また万物の源である陰陽五行をモチーフとした御守など、参拝する人の心を"導く"手助けをする授与品として新装いたしました。

【授与品一覧】
満珠御守・干珠御守、五行御守、一年幸ふくみくじ、和布刈神社みくじ、献上わかめ、清め塩、御朱印帳

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満珠御守・干珠御守 (初穂料各1,000円)
和布刈神社の御神宝である「満珠・干珠※」をモチーフにしたお守り。叶えたい願いがある場合は満珠を、断ち切りたいものがある場合には干珠を。

五行御守 (初穂料各1,000円)
自然を崇拝する五行思想に基づき、叶えたい願いによって5種の内符(木札)から一つ選び、神職によって御守袋に納め、お渡しします。

一年幸ふくみくじ(初穂料300円)
関門海峡名物のふぐに見立てたおみくじ。釣り竿でふくみくじを釣ることで神のお告げを頂く仕掛けになっています。


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