2022.06.24

中川政七商店がコンサルティング 宮城 塩竈 阿部守商店「おさかなの素」発売

切れ端も捨てずに活用 "おさかなの美味しさを余すことなく。"

宮城 塩竈 阿部守商店「おさかなの素」2022年7月4日 発売

ギフトに最適「お茶漬けセット」「炊き込みご飯セット」をラインアップ

 宮城県塩竈市で魚加工業を営む有限会社阿部守商店(代表:阿部守)は、"おさかなの美味しさを余すことなく。"をコンセプトに、魚のほぐし身を使った加工食品「おさかなの素」を2022年7月4日(月)に発売します。

 本品は、これまでの魚加工では捨てられてきた切れ端までも、余すことなく食べてほしいとの願いから、生まれた品。漁獲量が年々減っている塩の地を「また、たくさんの魚が集まる場所にしたい」との想いから、環境に配慮した商品開発をと考え、切れ端まで使うことにこだわって開発しました。

 塩竈の地で漁師・魚卸業・魚加工業を経験し、魚の品質や味への確かな目利き力を強みにする阿部守商店。食感や風味を最大限に引き出した「おさかなの素」は、魚調理に苦手意識のある方にも手軽にお召し上がりいただけるよう、開封後そのまま使える仕様に仕上げました。「お茶漬けセット」「炊き込みご飯セット」をラインアップし、自社ECサイトにて販売いたします。

 なお、本商品は中川政七商店による経営コンサルティングを経て誕生いたしました。このたびの新ブランド「宮城 塩竃 阿部守商店」について立ち上げから商品企画、PRなどのサポートをしています。

おさかなの素_イメージ.jpg

なるべく手軽に、本当に美味しいお魚を

調理への抵抗から魚食を好まない方もいるなか、目指したのはお魚の持つ食感や風味を最大限に引き出しつつ、安定した再現性でいつ・何度食べても飽きのこない商品。パッケージから出してすぐ食べられる仕様に仕上げ、手間をかけずに美味しいお魚を味わっていただけます。

塩竈をまた、たくさんの魚が獲れる港に

残念なことに年々、塩竃では魚が獲れなくなっています(※)。 「また、塩竃にお魚が戻ってきてくれるように」。そんな想いから、魚たちが長く人と共存できるよう、環境負荷を極力減らし、末永く伝えていける商品作りを目指して、切れ端までも捨てずに使う今回の「おさかなの素」を開発しました。

※参考:「数字と年表でみる塩竈市の水産業」 

■「おさかなの素」4つの特徴

1. 漁師と魚卸業の目で世界中から魚を厳選

地元の塩竈はもちろんのこと、世界中の海の魚を吟味。漁師と魚卸業の経験をもとにした目利きで、自信を持っておすすめできる素材を厳選しています。

2. 凝縮した旨味とふっくら食感

魚の種類や気温・湿度を考慮し、最適な干し時間で旨味をぎゅっと凝縮。火加減や焼き時間にもこだわり、ふっくら柔らかな最高の焼き加減に仕上げています。

3. 骨を取ったほぐし身は、食べやすく、使いやすい

骨を取ってあるので、お子さまからご高齢の方まで安心してお召し上がりいただけます。お茶漬けや炊き込みご飯はもちろん、パスタの具材にするなどアレンジも可能。いろいろな料理にお使いください。

4. 素材の味を生かす「特製白醤油」付き

白醤油は上品な甘みが特徴。食材を引き立てる調味料として知られています。おさかなの素にかけることで、素材が持つ味の豊かさを感じていただくことができます。

おさかなの素_パッケージ.jpg

■ラインアップ 

「お茶漬けセット」「炊き込みご飯セット」の2種類を、それぞれ複数の価格帯でご用意。いずれも冷凍品です。パッケージは同じく東北の地で活動するデザイン事務所・akaoniが手がけ、お中元・お歳暮や特別な日の贈り物にも喜んでいただけるデザインでお届けします。※沖縄県のみ追加送料を500円頂戴します

<ご購入先>阿部守商店 ECサイト:https://abemamoru-shouten.com/

・お茶漬けセット

お茶漬け.jpg

5種・6袋セット:
【内容】紅鮭、銀たら、キングサーモン、ほっけ(各1袋)、さば(2袋)、白醤油1袋、海苔1袋
【価格】送料込み 5,400円(税込) 

この他、魚種の内容を変えて「4種4袋セット(税込3780円)」、「5種10袋セット(税込8640円)」をご用意しています。

・炊き込みご飯セット

炊き込みご飯.jpg

3種・6袋セット:
【内容】紅鮭、キングサーモン、さば(各2袋)、白醤油2袋、海苔2袋
【価格】送料込み 5,600円(税込)

この他、魚種の内容を変えて「2種4袋セット(税込3900円)」をご用意しています。

コンサルティング : 中川政七商店
クリエイティブディレクション:KATATA YOSHIHITO DESIGN 
グラフィックデザイン : akaoni

■「阿部守商店」について

阿部守商店ロゴ_2.png

塩竃で漁師として、世界中の海を巡り魚を獲ってきたのが阿部守商店のはじまり。魚の育つ環境や海と魚の関係などを、現場で学んできました。その後、塩竈の魚市場で卸業を始め、魚を美味しく食べてほしい想いが募り現在の魚加工業へと転身し商いを続けています。塩竈の地で漁師・魚卸業・魚加工業を経験し、美味しい魚の判別はもちろん、美味しい魚を提供する技術を身につけていったからこそ。今後は漁獲量の減る塩竈がまた魚の集まる港になるための活動や、それが伝わる商品作りをしていきます。


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広報:谷尻純子
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