さんち商店街×アナザー・ジャパンコラボ展
「ものづくりから覗き見るディープな世界」
期間:2024年9月3日(火)~22日(日)
定休日:毎週月曜日 ※月曜祝日の場合は営業
場所:アナザー・ジャパン
プレオープンイベント:9月2日(月)
イベント:9月14日(土)・15日(日)・16日(月祝)
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※イベントの詳細は下部をご覧ください。
中川政七商店が出会い心動かされた日本各地のものづくりブランドを紹介している、Web限定企画「さんち商店街」。
このたび、初めてのポップアップイベントとして、アナザー・ジャパンとのコラボレーション企画展「ものづくりから覗き見るディープな世界」を開催します。
アナザー・ジャパンは、東京駅の近くで学生が経営する、47都道府県の地域産品を集めたセレクトショップ。
ものづくりや職人の技はもちろん、ものづくりから見えてくる各地の歴史や風土、文化に好奇心をくすぐられた学生たち。
その感性を活かし、ものづくりの奥深い魅力をたっぷりお届けする企画をご用意しました。
会期中は、さんち商店街で取り扱う商品の中から学生セトラーがセレクトした商品を販売するほか、職人さんを招いたワークショップや、特別ゲストによるクロストークやお茶会「異業種コラボな夜咄会」を行います。また、学生が手がけたオリジナル商品も数量限定で販売します。
普段はWeb限定でお届けしている「さんち商店街」の商品を直接手に取り、ものづくりのディープな世界をお楽しみください。
▼アナザー・ジャパン
東京駅前を舞台に学生が経営する、47都道府県地域産品セレクトショップ。
▼さんち商店街 Selected by 中川政七商店
1716 年(享保元年)に創業し、300有余年を迎える奈良の老舗、「中川政七商店」が 全国各地で出会い、心動かされたものづくりブランドを紹介するWeb限定企画
<開催概要>
期間:2024年9月3日(火)~22日(日)
定休日:毎週月曜日 ※月曜祝日の場合は営業
営業時間:10:00~19:00
場所:アナザー・ジャパン
〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6-3
常盤橋タワ 銭瓶町ビルディング 1階 ぜにがめプレイス
※JR東京駅日本橋口/東京メトロ三越前駅B2出口
<会期中イベント>
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▼プレオープニングイベント
「和歌山の箒職人Broom Craftのさんち語り&手帚づくりワークショップ」
棕櫚の箒・掃除道具ブランド「Broom Craft」の職人さんをお招きし、日用品の産地である和歌山県海南市の産地の歴史や棕櫚(シュロ)への想いを伺った後、手帚(ほうき)の仕上げ作業体験。使う革の色を自分で選び、オリジナルのコンパクトな手帚をお持ち帰りいただきます。
・日時:2024年9月2日(月)19:00~20:30ころ
・料金(税込):2,200円(材料費込み)
(ゲスト)
・有限会社深海産業(Broom Craft)の職人の皆様
日用品の一大産地和歌山県海南市で棕櫚縄など緑化資材を作ってきた棕櫚のスペシャリスト。
2020年に同じ棕櫚を使った伝統的な道具である箒を作るべく「Broom Craft」を立ち上げ、
職人を育成しながら貴重な国産棕櫚箒を現代の暮らしに届けている。
▼異業種コラボな夜咄会 第一夜
石は語る ―生活に溶け込む歴史―」INASE×長谷川怜思さんクロストーク
何万年、何億年という悠久の時によって育まれた石という素材。含まれる成分や成り立ちによって、種類や硬さ、色など表情は様々。古来より先人たちは、その特性を見極め、石を暮らしに取り入れてきました。身近な存在ながらロマン溢れる「石」の魅力を、石工職人と石オタクとの対談形式でお届けします。
・日時:2024年9月14日(土)19:00~20:00ころ
・料金(税込):一般2,200円・学生1,320円(ワンドリンク付)/オンライン参加550円
(ゲスト)
・有限会社稲垣石材店(INASE)稲垣遼太さん
石の聖地として名高い愛知県岡崎市において、およそ100年にわたり石像や灯籠、墓石を手がけてきた
稲垣石材店の4代目。
「石の価値をすべての人に届ける」ことをテーマに石の器ブランド「INASE」を立ち上げた。
・石オタク 長谷川怜思さん
小学生のころから「石」の魅力に取りつかれ、大学・大学院で地質学を専攻後、
八千代エンジニヤリングに入社。道路やダムなど、公共性の高いインフラを整備する際、
地域の「石」や「水」を調べて事業全体のリスクを評価する仕事の傍ら、
地域における環境教育の講師活動にも携わっている。
▼異業種コラボな夜咄会 第二夜
「うつわで接する ーオフィス街での茶会ー」さんちのうつわ×給湯流茶道によるお茶会
陶磁器や漆器など、個性豊かなさんち商店街の器たち。それぞれの産地の風土、窯元さんの歴史や想いを給湯流茶道さんの視点で幅広くご紹介します。その後、その中から選んでご購入いただいた器を使い、ご自身でお茶を点てていただく、給湯流茶道ならではのユニークな茶会をお楽しみください。
・日時:2024年9月15日(日)①16:00~17:30ころ/②18:30~20:00ころ
・料金(税込):一般1,100円・学生550円+器一点の商品代(お抹茶・お菓子付)
※ご用意した商品の中から選んでご購入いただいた器を茶会で使用します
(ゲスト)
・給湯流茶道 家元 谷田半休さん
豊臣秀吉は、戦の時に千利休を連れて行き戦場で茶会を開いた。
戦国武将はいつ死ぬかわからない状況で抹茶のカフェインで士気を高め、
テアニンで恐怖心を静めていたのだ。このようなエピソードをもとに、現代の戦場、
オフィスの給湯室で抹茶をたてることを提唱している団体。2010年に発足し、
これまでに道後温泉ストリップ劇場、ロンドンの弁護士事務所、廃線になる駅前などで茶会を実施。
サラリーマン視点で日本文化を再構築中。現在は雅楽、狂言、詩吟などの公演も行っている。
▼異業種コラボな夜咄会 第三夜
「和紙にのせる ―越前和紙の未来―」YURAGU×根本知さんクロストーク
日本三大和紙の一つ、越前和紙。奈良時代の写経用紙に始まり、浮世絵や明治時代のお札にも使われてきました。”何でも漉き込めば和紙になるからこそかっこいい和紙を”と語る和紙職人・長田さんと、大河ドラマの題字・書道指導で今をときめく書家・根本さんに、その可能性を語っていただきます。
・日時:2024年9月16日(月・祝)17:00~18:00ころ
・料金(税込):一般2,200円・学生1,320円(ワンドリンク付)/オンライン参加550円
(ゲスト)
・株式会社長田製紙所(YURAGU)長田泉さん
和紙の一大産地、福井県越前市で100年以上続く長田製紙所の5代目。
ふすま紙やインテリアに使う大きな和紙を手漉きで作る貴重な工房で、
日々生み出される多彩な和紙を生かして身近に使えるものを作りたいと、
2022年に越前和紙のアクセサリー「YURAGU」を発表。
・書家 根本知さん
立正大学文学部特任講師。NYでの個展開催などの創作活動、腕時計ブランドへの作品提供、
和歌に関する連載執筆など幅広く活躍中。
2024年、NHK大河ドラマ「光る君へ」題字揮毫および書道指導。