奈良の特産品の蚊帳生地を美しく機能的に再生した、中川政七商店の人気商品「花ふきん」。
花ふきんという名前、なんだか可愛いなと思いませんか?
「白百合」「さくら」「菜の花」「すみれ」などなど。ふきんを広げると、その花をイメージさせる色がお家を彩ってくれます。
私が花ふきんを使って思うことは、これは各家庭に一枚は絶対必要だなということです。
色が素敵なのはもちろんのこと、実際に使ってみるとその用途の多様性に驚きました。
たとえば、食器拭きや蒸し物に使う方は比較的多いのかなと思います。私も食器拭きに使っています。
それ以外にもアイロンのあて布に使ったり、刺繍を施してちょっとお洒落な敷物にしたり、汗をかく時に首に巻いてスカーフ代わりにしたり。
この間友人の出産祝いにお家にお邪魔したところ、産まれたばかりの赤ちゃんのよだれ拭きとして活躍していました。
そして最後にはお掃除用品にも変身。細かいところの汚れも取れるので重宝します。
蚊帳生地を2枚重ねで仕立てることで吸収性も良く、目が粗いので乾きも早い。そんな特徴を考えると、まだ他の使い方があるのではないかと模索してしまいます。
「ふきんなんかどれも一緒でしょ‥‥」と思っていた数年前の自分が信じられません。
今では、「このふきんを使ったら他のふきんは使えないです!」というお客様の声に静かに大きく頷いてしまう日々です。
中川政七商店 ルミネ新宿店
川島 理紗