中川政七商店近鉄百貨店奈良店 大和路 暮らしの間にて、12月18日(水)~1月14日(火)まで「奈良の一刀彫と筆」企画展を行います。
一刀彫と筆と言えば、いずれも奈良を代表する伝統工芸。そして今もしっかりその技が継承されています。
それぞれ「奈良人形」「奈良筆」とも言われるのは、奈良発祥であることに由来します。
奈良人形の始まりは、平安時代後期から始まった「春日若宮おん祭」に登場する人形が起源。奈良筆は806年(大同元年)に空海が中国の筆の製造技術を大和の坂名井清川という人に伝授したのが始まりと言われています。
長い歴史と伝統につちかわれた匠の技と心を継承しながらも、現代に合った新たなご提案を含め、年末年始にふさわしい品々をご紹介します。
江戸中期に初代当主が「あかしや」の看板をあげ現在に至るまで奈良筆の持つ文化を継承する筆専門メーカーです。本格的な書道筆から、気軽な筆ペンまで取り揃えます。
「浦弘園」さんは興福寺近くの工房にて奈良一刀彫を制作しています。一刀彫は大胆で力強い鑿跡を残した造形と、繊細で緻密な極彩色の絶妙な調和が特徴。企画展では浦さんならではの表現による2020年干支の子と、「とのひめ」を数量限定にてご紹介します。
奈良の伝統工芸である奈良墨作りを150年営む「錦光園」から、贈り物にも最適な香り墨や菓子木型墨など、新たな墨のご提案をいたします。
2019-12-14
【企画展】大和路めぐり#10「奈良の一刀彫と筆」@中川政七商店 近鉄百貨店奈良店
場所:中川政七商店 近鉄百貨店奈良店 大和路スペース
営業時間:10:00~20:00