まな板スタンドをやめました
我が家にはもともと木のまな板と、気軽に使える小ぶりのプラスチック製のまな板がありました。
夜ご飯の支度には主に木のまな板を使います。包丁の当たりが良くて、「トントントン…」という気持ちの良い音は、食事の支度を楽しくしてくれます。しかし、木のまな板は分厚くて重さがあるので、気軽に切りたいときは軽くて取り回しの良いプラスチック製の出番がしばしば。ただ、包丁の当たりが木のようにやわらかでないので、しっくり来ているわけではないのです。そこで、木製なのに厚さ1cmという「食洗機で洗えるひのきのまな板」を、我が家のキッチン周りを軽やかで快適にしてくれるアイテムとして早速取り入れました。
木のまな板は厚みがないと反りや割れてしまうという印象。「厚さ1cmって、本当に反らないの?」と、不思議でした。
その秘密は、まな板の両端に板目が垂直になるように板をはめ込んだこと。これによって反りにくくなり、ぎりぎりまで薄く仕上げることができたのだそうです。
我が家の水切りカゴは小さめで、二人分の食器を洗ったら、分厚いまな板を入れたままには出来ませんでした。なので、まず最初に洗ってから、まな板スタンドへ立てて乾かしていました。
このまな板に替えたら、お皿同様に水切りカゴに入れっぱなしでも、場所を取らない!水を切って、ふきんで拭いて、まな板スタンドへという工程がなくなりました。
とても軽いので、切った食材もまな板ごと持ち上げてお鍋に、なんてことも気軽にできます。
「よっこいしょ」という感じがなくて、使うときも、洗うときも軽やかです。
木製って黒ずんでくるのも、気になりますよね。
これを防いでくれるのは、シリコン塗装とウレタン塗装だそうです。シリコン塗装って、鉄のフライパンに施されているのをよく見ますね。木の内部で硬化し撥水することで黒ズミ・カビを抑えるとのこと。
そして横からの黒ずみを防いでくれるのがウレタン塗装。二種類の塗装技術でお手入れも楽チンな木のまな板ができたんですね。
残念ながら、我が家には食洗機がないのですが、反りに強い加工と塗装技術によって、木製なのに食洗機で洗える!という、すごいまな板だということは、声を大にして言いたいです。高温で洗うので衛生的だし、食器と別に洗う手間も省けるし、ぜひ食洗機生活の方には使っていただきたいです!
まな板スタンドがなくなったキッチンスペースは、とってもスッキリして、包丁も新調したことだし(→最適包丁の記事をご覧ください)、それだけで引っ越したわけでもないのに、キッチンが新しくなった気分です。
編集担当 今井