この器をプレゼントに選んだ決め手は、優しい絵付けの表情
母の日のプレゼント、じつは私にとって毎年難題です。同性だし、趣味も、持っているものもよく知っているはずなのに毎年何をプレゼントすればいいか迷います。
プレゼントなので、自分では選ばないようなものをと思うのですが、「よし!」と思って、プレゼントしても 引き出しにしまいこんでいたりどうやら使ってくれていない様子を見ると、あんまり嬉しくなかったのかな、、、
と内心がっかりすることが多く、結構ハードルが高いのです。
なので、ここ数年は母の好きなビストロでのランチが、プレゼント代わりになっていました。
母の趣味が料理とお菓子づくりなので、旬の素材を取り交ぜたお料理の説明をしてもらったり、デザートを選んだり、、美味しいものを食べながら、普段はできない話ができるので、なんだか楽しそうです。
でも今年の母の日のプレゼントは、mg&gkの紅茶の器に決めました。
実家の食器棚をふと見たら、割れてしまって揃っていない食器がいくつも。
素敵なお店のランチも良いけど、今年は毎日使えて、ちょっと心弾むものをプレゼントしたいなと思いました。
この器を選んだ決め手は優しい絵付けの表情です。
この絵柄は古くから縁起の良い模様とされる吉祥文様をベースに、職人さんがひとつひとつ手書きで、心を込めてかいたものだとか。
実際に手にとってよく見ると、柄もすこし揺らぎがあり優しい印象です。
模様にひとつずつ意味があり、円形を重ねた七宝が「円満」、波「平穏な日々」など、知るとなんだかきゅんとします。
ふたつめは、両手で包み込むとほっとするかたち。
口当たりも丁度よく紅茶の器ですが、母が毎年新茶の季節にお取り寄せしている緑茶も楽しんでもらえそうです。
性分なのかじっと座っていることがない母。
子どもが成長したいま、ゆっくりした時間をもってほしくて母の日に贈ろうと思います。
編集担当 長澤