古谷 奈々
2019年2月入社。
経営企画室を経て、
2019年11月、コミュニケーション本部 小売課課長に就任。
「着眼大局 着手小局」
全体の状況を俯瞰しながら、目の前の小さなことから実践するという意味。
私は、この言葉をお守りのように携えてはたらいています。
つくりだしたい世界観をイメージして、具体的な目標に落とし込む。
そして、「迷い」と「決断」の積み重ねをしながら、着実に前に進め、きちんと成果をだしていきたいなと思っています。
目的を見失い、いただいた機会を膨大な単純作業と捉えてしまい、ふてくされかけたこと、
世界観はすり合ったけど、具体的な目標をつくらずに進めてしまい、挽回に苦労したこと、
世界観を描くことに囚われるあまり、手を動かせず、スピードがぐんと落ちたこと、、、
そういった「あまたの反省」を「あまたの気づき」につなげ、次に生かしていくことをコツコツと積み重ねていくうちに、この言葉が少しずつからだに染み込んでいっているような気がします。
起こっている事象を自分事に捉えることで反省が生まれる。
そして、気づきに転化するまで反省を育んでいく。
一足飛びにいかないからこそ、楽しいし、面白いなぁと感じられるようになってきました。
そして、ふてくされかけた時も、挽回できるか不安だった時も、手を動かせずに困っていた時も、いつも周りに人がいて、視座を上げてもらったり、激励されたり、感化してもらったり。
いろんな人に助けられ、与えられ、学ばせてもらって、今の私があります。
これからは、与えられるだけでなく周りに与えていき、そこから学べるような存在になっていきたいなと思います。
中川政七商店に入って一年と少し。
「花ふきんのあるくらしってゆたかだな」と心から共感し、
「トップダウンからチームワークへ」の記事に胸を打たれ、入社を決めました。
今は小売課の責任者をやっています。
現在、59ある各店舗では日々、ひとつひとつの商品が、お客様に心を込めて届けられています。
その積み重ねがビジョンにつながることに思いを馳せながら、
「着眼大局 着手小局」
とともに、前を向いて、楽しく、みんなと歩んでいけたらなと思います。