大人のTシャツジプシー、ついに卒業です。
若い頃のようにTシャツを1枚で着ると、「あれ??」と思うことが増えてきました。
「これならいいかも!」と直感を信じて買ってみても、いざ着てみると
「しっくりこない」
「二の腕が気になる」
「全体的に太って見える」
と、がっかりすることばかり。
結局は外に着ていく機会もなく、自然と家着になっていく・・・。
これは年齢によるものなのかも・・・
そう気づいたのはごく最近です。
40代になってから、どうしてTシャツを着なくなったのかなって、改めて考えてみました。
理由は、
その1.年齢的に、出かける時にTシャツ1枚だとカジュアル過ぎてしまうこと。
その2.二の腕やお腹周りなど、ほんとは隠したい、気になる部分が目立ってしまうこと。
その3.着丈が長すぎても短すぎても野暮ったく見えて、“ちょうどいい”着丈になかなか出会えないこと。
これらすべてを叶えてくれるTシャツがずっと見つからず、私はこの状態を「Tシャツジプシー」と呼んでおりました。
そんな私が今年、ついに出会ったのが「厚手麻ニットのプルオーバー フレンチ袖」です。実はこのTシャツ、Tシャツジプシーの旅路で出会ったのではなく、はじめから家で着るつもりで買いました。
コロナ禍のリモートワークで機会が増えたオンラインミーティング。モニター越しの相手からだらしなく見えないように、でもお家で過ごすのに楽チンなTシャツが欲しい・・・家着だからとりあえず難しいことは言わない、と。
つまりこのTシャツにそこまでの期待はしておらず、
「“麻100%素材”ということは、これからのジメジメした季節に気持ちよさそう!」
そんな理由だけで選びました。
ところが実際に着てみると、今までTシャツを着た時に気になっていた部分が気にならない!
これはもしかすると、ずっと探してたTシャツかもしれない!
まさかこんな近くで見つかるなんて・・・。
「厚手麻ニットのプルオーバー フレンチ袖」は、少し艶感のある麻100%素材のTシャツ。
ハリのある上質な麻のおかげで、Tシャツなのにカジュアルになり過ぎません。
でも、着ごこちはとっても楽チンなまま。
裾に向かって少しだけ広がりのあるデザインはお腹周りをスッキリとみせてくれて、気になるぽっこりお腹も
目立たなくしてくれます。
フレンチ袖も絶妙なバランスで、一番太く見える部分をちょうど隠してくれる。
また、わたしにとってTシャツは着丈が結構大切です。
お尻がスッポリ隠れる丈だと足が短く見えてしまい、残念な後ろ姿になってしまいます。
かといって、短すぎるとしゃがんだ時に背中が出たり・・・。
でもこのTシャツは、身長160cmの私が着ても、長すぎず、短かすぎない絶妙な丈感!
くわえて、お手入れも簡単。
毎日洗っても肉厚な麻素材のため、型崩れも起こしにくく、シワも目立ちにくいという優れもの。
透けないというポイントもあります。暑い時期にあまり重ね着をしたくないですから、透けないのって大事ですよね。
いつのまにか、このTシャツ1枚を着て出かけることが増えました。
わたしは今年遂に、Tシャツジプシーから卒業です!
編集担当 北村