泉 さやか
(遊 中川 ジェイアール名古屋タカシマヤ店 店長)
2011年 直営店スタッフとして入社
2012年 松坂屋名古屋店 店長
2014年から指導店長や特命店長を兼任しつつ、遊 中川ジェイアール名古屋タカシマヤ店の店長
2011年、前職を辞めて次を考えていた私は
昔から好きだった工芸に関わることに、これからの時間と力を使いたいと思い
興味のあった中川政七商店を受け、縁あって直営店スタッフとして入社しました。
入社してから、ずーっと遊 中川1本です。
入社して1年ほど経った頃、店長の話がやってきました。
元々店長になりたい!!と思っていなかった(すみません)のと、なんだか大変そうだし…と思って
「店長なんて責任ある仕事は私には向いてない」「やったことないし無理です」と、お断りしていたのですがやってもないのに、できない理由をつらつら並べて言い訳にして逃げるのもなんだか20代の頃と進歩がないなぁ、まぁいっちょダメ元でやってみるか!と思い立ち店長をやってみることにしました。
店長になってからも、数々の壁に遭遇するたび「ムムム…」と唸ってきましたが
そのつど、まぁなんとかなるだろう、やってみるかで今に至ります。
数年経った今、あれこれやってみて思ったのは
責任あるから大変・向いてないから無理…etc数々のやらない理由以上に
じっさいやってみたほうが面白かった!!と、いうこと。
あんがいなんとかなるもんだなぁ、というのが、実感です。
そもそも、どんな仕事でも、人やものが関わる限り
責任のない仕事なんてないですしね。
月並みな言葉ですが、立場が人を変えるとはよく言ったもので
本当に立場で見える世界って変わるんだなぁとしみじみ思います。
なので、私がはたらく上で大事にしていることはこの体験もあって、
これまた月並みでありますが「できる・できないではなく、やるかやらないか」です。
そして、自らやると決めた事には(なるべく)言い訳しないこと。
やってダメならそれはそれ。また力を蓄えて、やり直せばいいと思います。
何かをやる前から、自分で勝手にできないラインを決めてしまうということは
けっこうもったいない。
やらなきゃわからないことだらけです。
どうせ自分で決めるなら、面白いほうがいいな、と個人的に思っています。
面白い方に1票!!の精神です。
これからも「ムムム…」と唸ることは多いでしょうが
きちんと自分で考えて決める人でありたいです。
2017-07-10