日本各地から五十を越える作り手たちが集う中川政七商店主催の合同展示会「大日本市」。 その運営を担うメンバーは、日々、全国の作り手と交流し、年間何百という品物に出会う、いわば「いいもの」の目利き集団。 この連載では、そんな彼らが「これは」と惚れ込んだ逸品をご紹介。実際に使ってみての偏愛を語ります。
2020-10-21
「紅梅」のガラスがひかって、耳元に花が咲いたようです。小高ワーカーズベースの「おだかうめピアス」
ブランド:iriser(イリゼ)
「HARIOランプワークファクトリー」の生産拠点のひとつとして職人技術を継承しながら 、2019年に立ち上げたオリジナルブランド。『iriser-イリゼ-』とは、フランス語で「虹色に輝 く、虹色に染める」という意味。職人の手でひとつひとつ丁寧に生み出される商品には、手に する人の暮らしを彩り、人生を輝かせて欲しいという想いが込められています。普段は大振りのピアスをすることが多いのですが、フォーマルな場にいいかなと小高ワーカーズベースの「おだかうめピアス」を手に取りました。
ガラスなので扱いに少し注意がいるかなと思いましたが、素材は軽くて丈夫な耐熱ガラス。ほどよい厚みがありながら重さを感じず、耳たぶにしっかりつく感じで、安心してつけていられます。小ぶりなのでマスクの紐にも干渉せず快適です。
万一割れてしまった時も修理をしてくれます
チャームは紅梅をモチーフにしたもの。作り手である小高ワーカーズベースさんが工房を構える、福島県小高の街の花です。地元の女性職人さんたちが一点一点手加工でつくる立体的なガラスの花は、耳元につけると本当にそこに花が咲いたように華やかになります。
チャームは紅梅をモチーフにしたもの。作り手である小高ワーカーズベースさんが工房を構える、福島県小高の街の花です。地元の女性職人さんたちが一点一点手加工でつくる立体的なガラスの花は、耳元につけると本当にそこに花が咲いたように華やかになります。
ガラスは服の色柄を選ばずつけやすいので、フォーマルな場に限らず、この間は普段着るワンピースに合わせて出かけてみました。動くたびに花びらがキラキラと光って、いつものお出かけも気持ちを高めてくれます。
梅のモチーフ自体も縁起がいいので、ネックレスとセットで、お祝い事の席にもつけていきたいです。シンプルでいて華やぐデザインは、年齢を重ねても、ずっと長く使えそうです。
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