好日茶碗
好日茶碗
好日茶碗は、
日々の幸せな食卓を願い生まれた、
絵付け茶碗シリーズです。
茶碗に描かれる絵柄は、
昔から人びとが安寧を祈り、
受け継がれてきたものばかり。
現代の職人たちの手仕事で丹念に仕上げ、
十二絵柄のご飯茶碗ができました。
毎日手にするご飯茶碗だからこそ、
使い続けて愛着が生まれるものを。
今日も、
いい日に
なりますように。
日々の幸せを祈る
縁起のいい絵柄
黄金色の稲穂が頭を垂らす様子や、動物たちが野を駈ける姿。今も昔も私たちに安らぎをくれる尊い風景です。自然の恵みに感謝し、ずっと続きますようにとの祈りを込めて、昔から様々な絵柄がうつわに描かれてきました。それぞれの意味を知ると、日々の幸せへの願いは、今の私たちにも通じるように感じられます。
職人の手仕事による
ゆらぎと味わい
12種類のご飯茶碗は、4つの産地、6つの窯元による手仕事の絵付けで仕上げました。手仕事ならではの滲みやかすれは、手にしたときにほっとする温かみをもたらしてくれます。どうぞ、一期一会の出会いを愉しんでください。
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お気に入りの
お茶碗があれば、 -
わたしと
家族の、
ご飯茶碗。 -
食事の時間が
一層楽しみになる。
好日茶碗 ラインアップ
12種類の、個性豊かなご飯茶碗。
それぞれの絵柄に込められた、願いや祈り。
日々の食事の時間がより一層楽しみになる、
お気に入りの相棒を見つけてください。
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青絵遊魚あおえゆうぎょ
ゆったりと水の中で泳ぐ生き物たちを描いた絵を藻魚図(そうぎょず)ともいい、自然を愛でる画題として陶磁器によく描かれてきました。柔らかい質感の土に、瑞々しい魚たちが遊んでいるようです。蔵珍窯/美濃焼
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赤絵花蝶あかえかちょう
赤絵と呼ばれる色鮮やかな絵付け様式は、中国から伝わり日本各地の陶磁器産地で用いられてきました。草花が描かれた初期赤絵を手本に、ボタンの花と蝶がゆったりと舞う様子を描いています。蔵珍窯/美濃焼
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さび白鹿さびしろしか
鹿は古くから幸いや喜びの象徴とされてきました。茶色の釉薬を白抜きにし、鳥や植物を描く吸坂手と呼ばれる美しい様式を手本につくりました。白く愛らしい鹿が茶碗という枯野で遊んでいるようです。山功髙木製陶/美濃焼
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鉄絵花鳥てつえかちょう
身近な草花と鳥を組み合わせた意匠は、日常生活の装飾として用いられてきました。花鳥には安らぎや美しさを感じる要素があります。手仕事ならではの滲みやかすれが、愛らしく表現されています。山功髙木製陶/美濃焼
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染錦稲穂雀そめにしきいなほすずめ
稲穂と雀は江戸時代の伊万里焼などに好んで描かれた絵付けです。米作りは毎年繰り返す大切な営み。身近だけれど得難い風景として、その営みが永く続くことを願い描かれたのでしょう。渓山窯/有田焼
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染錦山水遊鳥そめにしきさんすいゆうちょう
中国から伝来した山水図は、自然の景色が余白とともに描かれる画題。使う人にひと時の安らぎを与えてきました。ご飯茶碗そのものを余白として、青の景色と錦の鳥がゆったりと舞う様子を描いています。渓山窯/有田焼
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太白野菊たいはくのぎく
19世紀、美濃瀬戸地方では、せっ器質の粗土に絵付けをした太白焼という器が多くつくられ、素朴な花が様々に描かれました。太白焼の歴史を元に、粗土の上に咲く野菊を筆で描いています。山功髙木製陶/美濃焼
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呉須独楽筋ごすこますじ
独楽筋と呼ばれる絵付けは、回る独楽の様子に見立てたもの。物事がうまく回ることにつながる縁起の良い意匠として喜ばれてきました。伝統的な呉須という青色顔料を用いて筆で描いています。山功髙木製陶/美濃焼
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蝋抜鹿の子ろうぬきかのこ
古い陶器に描かれていた意匠を、鹿の子柄に見立てました。白い化粧土の上に丸く蝋を引き、さらに釉薬をかけて焼くという蝋抜き技法で描いた鹿の子柄。手間ひまをかけ、温かみを感じる表現です。聚(じゅう)/益子焼
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コブシ花文こぶしはなもん
コブシは、花が多いと豊作になると言われ、お米づくりと関係の深い木だとされています。人里で春の訪れとともに一斉に咲き、そして散っていくコブシの花に、昔の人は何を感じていたのでしょう。德永遊心窯/九谷焼
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飴白格子あめしろごうし
土を泥状にして模様を描く技法をイッチンやスリップと呼び、古くから世界中で用いられてきました。シンプルながらも手の込んだつくりで描かれた奥行き深い格子は、途切れることがなく続いていくようです。正陶苑/美濃焼
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安南唐草あんなんからくさ
16-17世紀に安南(ベトナム)から渡来した焼き物を安南焼と呼びます。当時の茶人はその大らかな絵付けや佇まいを喜び愛玩してきました。安南焼には繁栄の願いを込めた唐草がよく描かれています。正陶苑/美濃焼
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