ほどよい野趣味を愉しむ鹿角の菓子切

茶道の新しい楽しみ方を提案するブランド「茶論」がつくった、鹿角の菓子切です。鹿角は帯留や和裁のヘラなどに加工されてきた歴史ある素材。独特の模様を持つ鹿角を丹念に磨き上げ、野趣と上品さを兼備した菓子切となりました。

奈良・春日大社周辺の神鹿の角を使用

菓子切に用いた鹿角は、春日大社の境内や奈良公園周辺の雄鹿のもの。この辺りの鹿は神の使いとして大切にされ、毎年秋には伸びた角で鹿同士が傷つけ合わないように角切りを行います。菓子切にはこの切り落とした角を利用しています。

「太目」「細め」の2つのかたち

菓子切は「太目」「細目」の2種類があり、太さだけでなく形状にも違いがあります。「太目」は三角形のまま先端にかけて細くなる形状、「細め」はお菓子を切り分ける部分が刀形で全体にほっそりとした作りになっています。好みや手にあわせてお選びいただくのはもちろん、形違いで揃えるのもおすすめです。