中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
商品の特徴
※こちらの「WEB限定商品」又は「WEB限定カラー・柄」につきましては、直営店でのお取扱い・お取寄せは行っておりませんので、ご了承ください。
常滑の窯元と作った、塩をさらさらに保つ塩壷
日本の六古窯に数えられる常滑の地で3代続く窯元「山源陶苑」と共につくった塩壷です。陶器の塩壷は吸水性に優れ、湿度の変化で固まってしまう塩をさらさらの状態に保ってくれます。塩がいつでもさらっとしていると、量の調整もしやすく、振り塩するときも均等に振れてとても便利。料理上手にも一歩近づけそうなアイテムです。
中の湿度を一定に保って塩を固まりにくくする
塩の保存というとしっかり密封して湿気を寄せつけないことが正解のように思いますが、密封された容器は水分を中にとどめるため、ちょっと水気が入っただけで塩が固まってしまいます。こちらの塩壷は陶器の調湿作用をいかして塩が固まるのを予防。陶器の特徴である吸水・放湿性を、粗い土を釉薬をかけず焼きしめることでさらに高め、湿度が一定な塩が固まりにくい状態を保つようになっています。
使いやすいポイントをおさえた作り
密封にこだわる必要がないため、蓋はポンと上にのせるシンプルな形状で、片手で簡単に開け閉めできます。それ以外にも置いたまま塩をとっても安定感のある形と重さ、女性の手に収まりのいい大きさ、匙や手指が入れやすい広い口など、塩壷としての使いやすさにすみずみまで気を配りました。
出したままにしたくなるナチュラルな佇まい
キッチンや食卓に出したままでも気にならないよう、すっきりとナチュラルなデザインに仕上げました。色はどんなシーンにもなじみのいい「白」と「グレー」。焼きしめならではのざらりとした土の質感も魅力的で、種類や用途の違う塩をそれぞれ入れて、色違いで並べても素敵です。
【塩のはなし】
<塩が固まる原因>
高湿の影響により、結晶の表面が溶け、それが乾く際に再結晶が起こる。
これを繰り返してしまうことで、結晶が結合していき固まる。
そのためサラサラで保存をする為には、高湿にならないようにしなくてはなりません。<塩の種類>
1.粗製(粗塩)
にがりなどのミネラルが豊富。精製したものに比べると、湿気やすく固まりやすい。
2.精製(食塩)
不純なものを取り除き、水分をしっかり抜き結晶化させてつくられている。サラサラしていて、粗製に比べると固まりにくい。※よくあるご質問
●油が飛んでしみがとれなくなってしまった
素焼きの陶器のため、水だけでなく油も吸い取ります。
手にハンドクリームが残ったまま触るとその油分も吸い取ることがあります。 吸い込みが強いため、洗う際に洗剤を付けて洗う事が躊躇われる場合は、油汚れに相性のよい重曹を入れた水を鍋に入れ本体を煮洗いすると、お湯で洗うだけよりも汚れが落ちやすくなります。
●塩壷に塩を入れると本体の色が変わる
精製した塩・岩塩などは元々水分が少ないので起こりにくいですが、天日塩・せんごう塩の粗製の塩はミネラル分を残したまま作られているので、ミネラルが持つ水分が多いものだと本体に吸い込む量が多いので外から見た時にその水分で色がかわってみえることがあります。
これは塩壷が必死に湿気ないように調整をしているということで、しっかり働いている証拠なので、塩壷が頑張れば頑張るほどこのような現象が起こる場合があります。
●本体を洗い、しっかり拭いて塩を入れたのに、塩が直ぐに固まってしまった
本体は水分をよく吸い込みます。
そのため、乾燥が短時間だと表面上は乾いたように見えても本体の中に水分が残ったままになっていることがあります。塩壷を洗われた際は、念のため本体に水分が残っていない状態にするために風通しの良いところでしっかり乾かしてからお使いください。
●使っているうちに塩が固まるようになってきた
本体に割れや隙間が無いのに固まってくる場合は、本体が水分を吸い取る回数を重ねるごとに、少しづつ陶器自体の細かい穴が埋まってしまい、十分に水分が吸い取れなくなっている可能性があります。
効果が薄れたと感じたら、本体を煮洗いなどで洗い、陶器自体に詰まった塩を抜く事で効果が復活することがあります。特集・読みもの
サイズ / スペック
商品リニューアルについてのお知らせ
商品名 ご購入いただいた商品がオンラインショップの販売名と多少異なる場合がございます。中身の商品は同一の物となりますので、ご了承くださいませ。 商品詳細
素材 陶器 容量 約330ml 重さ 約300g 商品サイズサイズガイド
サイズ 直径 高さ - φ9 8.5 単位:cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
ご使用前に必ずご確認ください 【保存する塩のご注意】
※塩には、サラサラした水気の少ない塩と、しっとりした水気の多い塩があります。水気の多い塩も保存可能ですが、水気の少ない塩と比べて、調湿効果が異なることがあります。水気の多い塩に含まれる水分も、塩壷本体は吸い込むため、本体の外側までその水気がしみ込み、本体の色が変わって見えることがありますが、本体が塩の成分を吸っている状態なので使用上問題ありません。
【調湿効果が弱まってきたら】
※調湿を何度も繰り返すことで、本体の目に塩が詰まり、調湿効果が徐々に弱くなります。特にしっとりした塩はサラサラした塩に比べ、調湿の頻度が高く急激に行われるため、効果を感じにくくなる恐れがあります。
※目に詰まった塩を取り除くことで、調湿機能はある程度復活できます。効果が弱まってきた場合は、目を掃除する目的で、定期的につけ置き洗い・煮洗いなどを行うことで長くお使いいただけます。
※つけ置き洗い・煮洗いをした場合は、本体に水分がしっかり含まれた状態になるため、見た目は乾いて見えていても内側に水分が残っていることがあります。本体は風通しの良いところで完全に乾かし切ってからご使用ください。油染みが付いてしまったら ※素焼きの陶器のため、水だけでなく油も吸い取ります。
※吸い込みが強いため、洗剤をつけて洗うことが躊躇される場合は、重曹を入れた水を鍋に入れ、本体を煮洗いすると、お湯で洗うだけよりも汚れが落ちやすくなります。
※固まりの原因となりますので、風通しのよいところで完全に乾かし切ってからご使用ください。製品のお取り扱い 【使用前】
※必ず水かぬるま湯で洗ってください。
※目止めは不要です。
【使用時】
※食器洗浄機、電子レンジ、オーブン、直火の使用はお避けください。
※油がしみ込みやすいのでご注意ください。
※保存環境によっては塩が固まることがございます。
※固まりにくくするために、時々ゆすってください。
※急激な温度変化に弱いため、急熱急冷は避けてご使用ください。
【使用後】
※研磨剤入りの洗剤・金属たわし等で強くこすると傷がつくことがあるため柔らかいスポンジで洗ってください。
※粗い土を使った陶器は特に吸水性が高いため、長時間のつけ置き洗いはお避けください。
※カビやシミ、湿気を防ぐために、洗った後は柔らかい乾いた布で拭き、よく乾燥させてから風通しの良い所で保管してください。
【その他】
※長く使用すると塩壷の表面に「結晶」が出てくることがあります。中の水分とともに塩の成分が出てきたものですので、使用上問題ありません。拭き取ってご使用ください。
※陶器の目が詰まっている可能性が高いため、つけ置き・に洗いなどで陶器の目を掃除してください。
※用途以外でのご使用はおやめください。
※強い衝撃による欠け、割れにはご注意ください。
※ひびや亀裂が入った時は安全のためご使用はおやめください。
※手仕事で仕上げていますので、色・形に個体差があります。
※表面の一部が変色していることがありますが、土による特性によるものですので、品質に問題はありません。