水引の飾り結びをモチーフに描いた手ぬぐい。鶴は体が松の形、亀は竹の形、そして鏡餅は橙の部分が梅の形をしており、長寿を象徴する鶴亀、年神様の依り代となる鏡餅、おめでたい植物の松竹梅と、縁起のよいモチーフを重ねた絵柄になっています。お正月を寿ぐ飾りものや、お年賀として贈るのもおすすめです。

注染（ちゅうせん）とは、特殊な糊で防染し、重ね上げた生地の上から染料を注ぎ、模様部分を染め上げる型染めの技法です。裏表なく染め上がり、染色時にできるぼかしやにじみから一枚ずつ異なる風合いを味わえます。また染料が布の繊維に染み込んでいるため、使うほどにやわらかくなります。顔や手の水気を拭うだけでなく、ほこり除けや額に入れてインテリアとして飾るなど、自由な発想でお使いいただけるのも手ぬぐいの魅力のひとつです。