本体に倉敷のシャトル織機で織ったリネン帆布、持ち手に真田紐を使ったトートバッグ。リネン帆布は薄くてもハリのある質感と麻ならではのシャリ感が特徴です。側面の生地を二枚重ねたすべてポケットとして使える構造で、生地の耳をバッグの口にもってくることで厚みを抑えてすっきりとした印象に仕上げました。持ち手に使った真田紐は、かつて刀の下げ緒などにも用いられた丈夫な極細の織物。本体に合わせてシンプルな色柄、持ちやすい太幅に織りました。