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「見取り図」から発想した、仕切りが動くトートバッグ

「バッグと部屋は似ている」。家の見取り図を見て浮かんだこの気づきから、バッグの中を「空間」と捉え「仕切ること」について考えました。部屋の間取りもバッグの仕切りも、理想は人それぞれ。だとすると、仕切りは動いた方がいいのではないか。そんな発想から生まれた、入れるものに合わせて中の仕切りを動かすことができるトートバッグです。

荷物の整理がしやすいバッグの構造

バックは固定された仕切りで2つに大きく分けられ、ひとつはファスナー付のカバーで中の荷物を視線から守れるようになっています。もうひとつのオープンなスペースに設けられたのが、財布やスマートフォンなどさっと取り出したいものを入れるのに便利なポケットと、バッグ底に固定されていない「動く仕切り」です。

仕切りが動いて荷物にフィット

動く仕切りは荷物の大きさや形に沿って動くため、その時々の荷物に合わせた収納が可能です。荷物同士の干渉を防ぐ衝立のような役割を果たしてくれ、荷物を探す、取り出す、しまうの動作がどれもスムーズに。大小2つのスペースに分かれているので、荷物の大きさにあわせて使い分けると便利です。仕切りの工夫次第で、お弁当箱を縦向きにせずに入れることができたり、A4サイズの書類もすっぽりと収まります。

帆布の産地、倉敷製の8号帆布を使用

生地は帆布の産地で岡山県倉敷市で1888年から続く老舗帆布メーカー「タケヤリ」製。旧式のシャトル機を使ってゆっくりと織られる帆布は風合いがよく手なじみがいいのが特徴です。このバッグ用に選んだのは８号帆布。やわらかく持ちやすいのにきちんと自立する、ほどよい厚みの生地です。

肩にかけやすい長めの持ち手

大きなバッグは肩にかけて持つことが多いことから、持ち手は長めにデザイン。厚着の季節や男性が肩にかけても窮屈に感じず、女性にとっても長すぎない、ちょうどいい長さを探りました。

汚れやすい底に施した撥水加工

スレや汚れが気になる底部分は帆布にフィルムを熱圧着し撥水性をもたせています。汚れにくく、汚れても拭き取ればきれいになるので床に置くときも安心です。フィルム加工をしていない部分との質感の違いもおもしろく、さりげないツートンカラーのような雰囲気に仕上がりました。

幅広いシーンで活躍するスタンダードなデザイン

スタンダードなデザインで服のテイストを選ばず、通勤通学から小旅行、マザーズバッグとしてなど幅広いシーンで活躍します。男女どちらも持ちやすく、贈りものにもおすすめ。使い込むことで生地の風合いも変わっていきますので、ぜひ長くご愛用ください。