中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
商品の特徴
手軽に飾れる、木製の鏡餅飾り
すべすべとした手ざわりやひとつひとつ違う木目など、優しい佇まいが魅力のコブシの木からつくった鏡餅飾りです。毎年くり返し飾れるように、鏡餅にあしらうお飾りも正絹組紐や、手織り麻など何度も使える素材でつくりました。
随所に使った日本のワザ
鏡餅本体は、石川県加賀市山中のろくろ職人による挽物技術を活かしたコブシの木の餅、鏡餅を飾る橙は京都の正絹組紐と、リアルな柑橘葉を表現した大阪造花メーカーがつくる手織り麻を用いています。どちらもその土地に根付いた工芸技術や、工芸品であり、質の高さで知られています。そして鏡餅の下に敷く四方紅は、邪気を払う手織り麻でつくりました。
和洋どちらのインテリアにもなじむデザイン
白い木肌が凛とした印象の三宝は、従来のかたちを洋間にも溶け込むデザインにアップデート。全体が品よくまとまり、和室にも洋室にも溶け込む鏡餅飾りに仕上げました。橙には「代々栄えるように」との願いを込めています。
小さな一輪挿しや、季節の草花、敷板や敷き布など。一緒に飾ればしつらいとしての季節感が増すとともに、全体にまとまりも生まれます。お正月飾りには、長寿と健康の象徴である松や、「難を転ずる」の語呂から縁起のいいものとされる南天などと一緒にお飾りいただくのもおすすめです。
飾る日と片付けるタイミング
お正月飾りを飾る時期は、日本の暦での「正月事始め」である12月13日以降ならいつ出しても問題ありません。年末の中でも縁起の良い末広がりの「八」を含む12月28日に飾るのが良いとされています。 また、飾った鏡餅は1月11日の鏡開きの日に片付けをして、また来年。
「鏡餅飾り」の木目や節について
「鏡餅飾り」は、日本で育ったコブシの木からできています。
天然の木が成長することによって、一つひとつに、木目や節、色といった自然の風合いの個性が表れます。弊社は、貴重な森林資源である木材を大切にしたいという想いから、品質に影響がないと判断したものを、商品として完成・販売しております。
時間の積み重ねによって生まれる木の味わいとして、ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。節や黒ずんで見えるものも、それぞれ木の個体差で自然の状態のものです。上下2つに別れる部分の木肌と側面の木肌の見え方が異なるものもございます。
コブシの木とは
コブシは、モクレン科の落葉広葉樹で、田打ち花ともいわれる早春に咲く白い花が印象的な木です。昔から「コブシが咲いたら田を耕す」や「コブシの花が多いとその年は豊作になる」といわれ、米作りとも関係の深く、里山で大切にされてきました。 コブシの木は、鏡餅のように白い木肌とやさしい木目が特徴です。ゆっくり成長するので、その年輪は木が育った時間を感じさせてくれます。
サイズ / スペック
商品詳細
素材 鏡餅:天然木(コブシ)
葉:麻
橙:天然木・絹
敷布:麻・紙
折敷・台:天然木(桐)備考 化粧箱入り(21.5×20.5×10.5㎝) 商品サイズサイズガイド
サイズ 橙(葉含まず) 鏡餅 敷布 - φ約3.3 φ約10×6.5 12×12 サイズ 折敷 台 - 19.0×19.0×2.0 13.0×13.0×5.0 単位:cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
飾り方 ※飾り方は地方によって様々ですが台の上に敷布を置き、中央に下餅と上餅を重ねます。組紐橙の穴に葉飾りの茎を差し込み全体のバランスを整えてお飾りください。 お知らせ ※手仕事で仕上げられたパーツは個体差があります。
※天然素材を使用しているので経年により色の変化があります。
※繊細な作りですので強い力を加えないでください。
※お子様の手の届かないところでお飾りください。
※鏡餅本体に、黄味を帯びた色むらや、節、模様が現れることがありますが、木の成長過程により生じる天然木本来の特徴です。
※直射日光、高温多湿を避けて保管してください。