中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
商品の特徴
つい“かき混ぜたくなる”丸角のぬか漬け容器
ぬか漬けを美味しく仕上げるポイントは、定期的に全体をかき混ぜてあげること。 角ばった形状の容器では四隅にぬかが溜まってしまい、うまくかき混ぜられないという課題がありました。 角に大きなアールを設けることで四隅はもちろん、全体を自然な動きでかき混ぜられる形状に仕上げています。 アールの角度を細かく調整することで、かき混ぜやすい大きな丸みをつけつつ、置いた時の安定感も確保しています。
プロダクトデザイナー柴田文江さんと作ったぬか漬け容器。時に”柴田アール”とも呼ばれる柔らかい曲線を描いた丸角の形状が特徴です。 和洋を問わず、どんなキッチンにも馴染む、自然な佇まいをもった容器になっています。
日本産にこだわる野田琺瑯のものづくり
容器のつくり手である野田琺瑯は、日本産にこだわり、琺瑯づくりの全工程を自社でおこなう琺瑯メーカー。
シンプルな形状の容器ですが、安定感を維持してかき混ぜやすいアールをつけるために繊細なプレス成型の技術を要しました。 美しく仕上げるため、ガラスの釉薬は一つひとつ手仕事でかけられています。シンプルがゆえに高度な職人技が詰まった道具です。主張しすぎない木質の品の良い木蓋
デザイナーの柴田さんが「いろいろなキッチンに馴染んで長く使ってもらえるように、和風でも洋風でもない、ニュートラルなものにしたかった」と語る今回のぬか漬け容器。容器の蓋もその考えに沿って、主張しすぎない品の良い木質の材料を使っています。
木蓋にはパッキンがついており、しっかりと密閉することができます。
天面がフラットなので、キッチンに出している時にはその上に果物を置くなどの使い方も可能です。 ニュートラルな見た目の容器で、ぬか漬けをカジュアルに取り入れてください。匂い移りがなく、塩や酸にも強い「琺瑯」の容器
「琺瑯」は、金属にガラス質の釉薬を掛けて焼成した素材。鉄の強度はそのままに、ガラス質の釉薬を焼き付けることで錆止めの効果があり、滑らかな光沢と美しさを備えています。酸や塩分に耐性があり、匂いや汚れがつきにくいためお手入れも簡単と、食品の保存に最適です。
約2.5リットルの大容量
容量は2.5リットル。かき混ぜやすさも考慮して十分な深さもあり、きゅうりを切らずに漬けられるほか、ゆで卵などもすっぽり入ります。
冷蔵庫にスッキリ入るサイズと形状
冷蔵庫の下段に収納し、ぬか漬けを漬けることを想定したサイズ感になっています。低温保存で、年間を通して安定したぬか漬けを楽しんでいただけます。 さらに底が丸く持ちやすい形状で、スムーズに出し入れが可能です。
キッチンに出しておいても愛らしい
温かみのある乳白色の容器と木蓋の組み合わせが愛らしく、冷蔵庫から出しておくとキッチンの雰囲気が柔らかくなります。
和風過ぎずニュートラルな見た目なので、定番の日本らしい野菜だけでなく、ピクルス感覚でセロリなどを漬けるのもおすすめです。 自由にぬか漬けを楽しんでください。お肉や野菜を味噌で漬ける「味噌床(みそどこ)」にも
匂いが移らない、保存に適した琺瑯の性質上、味噌にみりんや酒を合わせたものに、お肉や野菜をつける自家製の「味噌床」などにも使用できます。 ぬか漬けと同様、様々な食材を洗って漬ければ、普段の食卓に簡単に一品を追加できておすすめです。味噌作りにもお使いいただけます。
サイズ / スペック
商品詳細
品質表示 【容器】
表面加工:ホーロー/素地の種類:ホーロー用鋼板
【ふた】
表面塗装の種類:ウレタン塗装/素地の種類:天然木
その他材料:シリコーンゴム
【水取器】
素材:磁器容量 約2.5L 重さ 容器:約580g/蓋:約375g/水取器:約70g 備考 簡易箱(31×16×7㎝)入り 商品サイズサイズガイド
サイズ 本体 水取器 蓋 - 25.5×15.5×12 6×5.5×4.5 25.5×15.5×1.6 単位:cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
ぬか漬けの作り方 【材料】※市販の乾燥ぬかの場合
ぬか:500g、水:500㏄、塩:65g(13%)、赤とうがらし:0.5本、昆布:4㎝
【ぬか床をつくる】
1:鍋に500㏄の水と塩65gを入れて火にかけ塩が溶けたら冷ましておく。
2:ボウル又は鍋に、ぬか・赤とうがらし・昆布を入れる。
3:冷ました1の塩水を2に加えます。ダマにならないよう2~3回に分け入れ、なじむように手でよくかき混ぜる。
4:容器に3を入れます。
【捨て漬けをする】
5:捨て漬けを行い、ぬか床に野菜の水分とうまみを加え、良い発酵を促進させます。
キャベツ・大根の葉などをぬか床に入れて捨て漬けします。2~3日して捨て漬け用野菜を取り出しますが、野菜についたぬかをしごいて落とし、野菜の水分をギュッと絞ってぬか床に加え、よく底からかき混ぜて表面をならしておきます。
捨て漬けを2~3回繰り返しますとぬか床が味噌のような固さになります。
日光の当たらない場所に置き、できれば(1日2回)朝夕かき混ぜて空気を入れます。この捨て漬けにより塩分がまろやかになり、良い発酵微生物が育ち、おいしくなります。
【本漬けをする】
6:本漬けになりましたら、ぬか床は冷蔵庫へ保存します。野菜は新鮮なものをえらび、洗って水けを拭きとり漬けてください。
なすは皮に塩をすり込むようにまぶすのがおすすめです。(色よく漬かり、味がしみやすくなります)お決まりの野菜以外にもパプリカ、かぼちゃ、オクラ、ごぼう、枝豆などの他、切れ端や皮なども漬けてみてください。
7:冷蔵庫で低温保存しますので、毎日かき混ぜなくても大丈夫ですが、野菜を漬ける時、出す時は、しっかり底までよくかき混ぜて、表面は平らにしておいてください。
容器の周りに付いたぬかを布巾等で拭いて、きれいにしてください。
8:食べ頃の目安は24~48時間です。ぬか漬けを出したら、次の野菜を漬けます。
9:ぬか床のぬかが少なくなりましたら、乾燥ぬかと塩を補充してください。補充後2~3日はよくかき混ぜますと、ぬかが早くなじみます。
【水取器について】
野菜の水分でぬか床が水っぽくなりましたら、水取器をぬか床に入れます。水取器のまわりの穴が、ぬかに埋まるところまで差し込んだ状態で、普段通りにご使用ください。水取器内に余分な水分が溜まったら捨てます。
【パッキンについて】
よじれたり、溝から外れた状態だと蓋が閉まらないことがあります。パッキンを正しく装着し、しっかりと押し込んで蓋をしてください。お取り扱いについて ※保管環境によって、木蓋に素材特性による反りや変形が生じることがあります。
※火の近くや水気の多い場所、過度に乾燥した場所、直射日光が当たる場所での使用や保管はお避けください。
【共通】
※ご使用前は水かぬるま湯で洗ってください。
※ご使用後は柔らかいスポンジに台所用中性洗剤を含ませ、ぬるま湯または水で洗ってください。
※表面に傷がつく恐れがありますので、金属たわし又は磨き粉は使用しないでください。
※食洗機は琺瑯容器のみ使用可能です。
※電子レンジの使用はお避けください。
【琺瑯容器】
※表面はガラス質ですので、ぶつけたり落とすなどの衝撃を与えますと、ヒビ割れや破損の原因となります。お取扱いにはご注意ください。
※ホーローの特性上、鋼板の端部にはホーローがかかりにくいため、サビが発生する事があります。
※本体のフチ部は工程上焼成跡が残っているため、ザラつきや凹みがあります。素手で触るときは怪我にご注意ください。
【木蓋】
※変形・破損の恐れがありますので、強い衝撃を与えないようご注意ください。
※つけ置き洗いは避け、洗った後は柔らかい乾いた布で拭き、直射日光の当たらない風通しのよい場所でよく乾燥させてから保管してください。
※天然素材のため、時間の経過とともに木の風合いや香りは変わります。経年変化の一つとしてお楽しみください。
※木目や色の個体差がございますが、一つひとつ異なる表情をお楽しみください。
【水取器】
※強い衝撃による欠け、割れにはご注意ください。
※ひびや亀裂が入った時は安全のためご使用はおやめください。