中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
商品の特徴
天然素材で染めた、丈夫で深みのあるトートバッグ
天然染料ならではの自然で深みのある風合いが印象的な、帆布生地のトートバッグ。広島県 尾道市で、地域の材料にこだわり、環境に優しい染めを追求する「立花テキスタイル研究所」と一緒に作りました。 地場の家具工場から出るウォルナット(胡桃)の木くず、尾道の特産品である柿渋、そして造船所から出る鉄粉を用いて、尾道帆布の生地を染め重ねています。経年変化も楽しみながら、長年使っていただけるアイテムです。
胡桃・柿渋・鉄を染め重ねて生まれる風合い
まず、胡桃の木くずで生地を染めて一度乾かした後、次に柿渋で染めて乾燥させます。その時点で茶色くなった生地に対して最後に行われるのが「鉄媒染(てつばいせん)」という工程。 鉄媒染液を生地に染み込ませ、天日干しで乾燥することで発色させる技法で、胡桃や柿渋に含まれるタンニンと媒染液の鉄分が反応し、段々と黒っぽい色に変化していくことが特徴です。鉄媒染液には尾道の造船所から出る鉄粉を再利用。生地一枚一枚、手作業で媒染液につけて、空気に触れるように撹拌させながらじっくりと液を浸透させていきます。 媒染液につけた時間、空気への触れ方、天日干しの時間などで色の反応が変わる非常に繊細で難しい工程です。
使い込むと柔らかくなり、魅力が増す柿渋染め
胡桃染め、そして柿渋染めをした後に鉄媒染をかけて乾燥させることで、最終的に帆布生地は深みのある茶色に染め上がります。 適度なムラ感があり、その風合いはそれぞれ異なる上に、鉄媒染は紫外線によって反応が徐々に進んでいくため、経年変化も楽しみのひとつです。柿渋は、染色だけでなく、防水や生地の補強目的でも用いられてきた素材。使い始めはがっしりと張りのある質感ですが、使い込むと徐々に柔らかくなり、革製品のような経年変化を楽しめます。風合いや色味の変化を楽しみながら、長くご愛用ください。
天然染料で染めているため、染め上がりの色合いやムラ感、表情が異なります。天然染料ならではの個性としてお楽しみください。
広めのマチでかさばる荷物もすっぽり
ボックスタイプでマチが広く設計されていて、お弁当箱など、少しかさばる荷物もすっぽり入れられます。帆布のトートバッグとしては珍しく、持ち手が少し細めで軽やかな印象。生地自体も耐久性がありながら軽量で、ストレスなく持ち歩いていただけます。
PCが入る大きめのサイズも
高さのある「柿渋染め帆布のトートバッグ 大」は、PCを入れられるサイズ。持ち手も長く、肩掛けも可能なのでお仕事での利用もおススメです。
サイズ / スペック
商品詳細
素材 綿100% 重さ 約300g 仕様 内ポケット1 商品サイズサイズガイド
サイズ 最大幅 高さ マチ 持ち手内周 - 39.0 26.0 12.0 約47 単位:cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
お知らせ ※天然染料を使用しているため、水濡れや摩擦による色移りや色落ち、光による変色が起こります。
※擦れると色が移りやすいので淡色のものとの組み合わせの使用はお避けください。
※強くこすれた場合は白く跡が残る場合があります。
※使っていくうちに生地は柔らかくなります。
※1点ずつ風合いが異なります。天然素材の特性として予めご了承ください。
※汚れた場合は固く絞った布で軽くたたくように拭き取ってください。
※汚れが取れない場合は手洗いをおすすめします。
※洗剤は中性洗剤をご使用し、蛍光増白剤入り洗剤、塩素系漂白剤のご使用はお避けください。
※単独で洗い、浸け置きや濡れたままの放置、タンブラー乾燥はお避けください。
※濡れた時は早めに水気を取り、風通しの良い日陰で形を整えて干してください。
※高温多湿の場所、直射日光の当たる場所は避け、風通しのよいところで形を整えて保管してください。
※濃色は色移りの可能性があります。汗や雨で濡れた時、長時間湿潤状態での放置はお避けください。
※乾燥時、強く絞ると型崩れの原因となります。水気を切る程度に軽く絞るようにご注意ください。
※アイロンは当て布をしてかけてください。