
11,000円以上で送料・代引き手数料無料
中川政七商店のロゴリニューアルに伴い、商品への刻印やパッケージのロゴを、順次新しいデザインへと変更してまいります。商品により旧ロゴと新ロゴが混在する場合がございますので、予めご了承ください。
乳白色の紙布を、現代の裂織の技術で織り上げ、薄く軽やかな布の簾(すだれ)を作りました。 光にかざせば、うっすらと向こうが透けて見えるほどの薄さ。空間の仕切りとして掛ければ、隙間を通してやわらかに内と外を繋ぎます。
紙布(しふ)という布はその字の通り、紙を紙縒り状の糸にして織り上げた布で、かつては不要になった古紙を裂いて糸にして布を作っていました。 紙を織って作る布は他の国では見られず、日本独自のものと言われています。 衣料用に作られていた薄手の紙布を使用し、機械織ならではの薄く透けるような軽やかな裂織に再生しました。 紙布は他の素材に比べとても軽く、また空間の湿度を調整する機能をもちます。
光を通したい時には、巻き上げて留めることも可能です。 その時々の気候や気分にあわせて、空間を柔らかく隔てながらお使いいただけます。
裂織は、布を細く裂いて緯糸を作り、一段一段織り込んで新たな布を作る技法です。 織りあがった裂織は、元の生地からはまったく予想できないような、新たな命を宿した布に再生します。 あり余るほどに布が溢れている今の社会で、改めて再生のありかたを見つめなおし、「裂織」をテーマに布を作りました。
作るのは、織物の一大産地・愛知県の尾州地域にある「有限会社カナーレ」。手織りならではのものだった裂織を、同じだけの手間ひまをかけて機械で作り、新たな表現の幅を広げています。他にないものを模索する作り手の気概によって織りあげられた唯一無二の裂織です。
うっすらと透ける、目の粗いかや織。封をするテープには、貴重な手織り麻を用いています。開ける瞬間もお楽しみください。(※写真は梱包イメージです。実際の商品、サイズ感と異なる場合があります。)
「くらしの工藝布」は、中川政七商店によるインテリアコレクションです。 古くからある工芸の技に向き合い、今の生活に再解釈していく活動を「くらしの工藝布」と名付け、布の在りかたを探求します。
ファーストコレクションとなる2023年のテーマは、「刺し子」と「裂織」。どちらにも通じるのは、今よりも木綿や繊維製品が貴重だった時代に、一枚の布にかけられた膨大な手間の積み重ねです。
かつての日本人が生活の中で生み出してきた手しごとを紐解き、その営みを再編集しながら、今に生きる“日本の布”をお届けします。
商品をご購入いただいた方には、「くらしの工藝布」のコレクションブックを同封します。 刺し子、裂織の成り立ちや、制作記録、作り手の話を1冊にまとめました。古くからある工芸の技に向き合い、今のくらしに再解釈する「くらしの工藝布」の営みをお届けします。
商品詳細
素材 | 綿35%・麻35%・植物繊維(和紙)30% |
商品サイズサイズガイド
サイズ | 幅 | 全長 |
- | 35 | 140 |
単位:cm
お取り扱い上のご注意
洗濯表示 | 洗濯表示についてはこちら | |||||||
製品のお取り扱い | ※濃色は強い摩擦や水にぬれた状態で、色落ちや色移りする場合がありますのでご注意ください。 ※洗濯の際はやさしく手洗いをして水分をふき取り、形を整えて影干ししてください。 ※水洗いにより、若干の縮み、生地端の多少の解れが出る場合があります。 ※直射日光など長時間の光の照射によっ多少の色合いの変化が生じることがあります。 ※裂糸の解れや飛び出しが気になる場合は、引っ張らずにはさみ等でカットしてください。 ※引っ掛かりにご注意ください。裂き糸を強く引っ張ると切れる可能性がありますのでご注意ください。 |
中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
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