「飲む、奈良の森林浴。」奈良の森をイメージしたシロップ

吉野杉や吉野桧、大和橘、モミ、クロモジ、アカマツ‥‥。悠久の歴史を持つ、奈良の森に育つ草木を蒸留・加工し、清涼感あるシロップに仕上げました。 ご一緒したのは日本の里山に眠る可食植物を蒐集し、新たな価値を見出す日本草木研究所。 飲む森林浴のような、心おだやかな時間をお届けします。

奈良の草木を蒸留、加工

素材に採用したのは、中川政七商店創業の地である奈良の草木。奈良の杉やヒノキ、モミ、クロモジ、アカマツなどの香木と、日本最古の柑橘とされる大和橘を蒸留、加工して作りました。砂糖以外はすべて奈良の草木で構成しています。 杉やヒノキは奈良県で森林管理者の育成を行う「奈良県フォレスターアカデミー」に、また大和橘は準絶滅危惧種となった同種の復活を目指した取り組みを行う「なら橘プロジェクト推進協議会」に採集のご協力をいただきました。

清涼感ある味わいで、心ととのう

杉やヒノキといった森の爽やかな香りや風味を残しつつも、大和橘のすっきりとした甘みと酸味、ほのかな苦みで飲みやすく仕上げました。甘すぎず、ひと口飲めば心がととのうような清涼感ある味わいです。

そのまま飲むほか、レシピもいろいろ

シロップは炭酸水や水などで、5倍に薄めてお飲みください。草木の香りがふわりと香り、大和橘のほんのりとした酸味と苦みで後味はさっぱりとお飲みいただけます。

番茶に数滴落とせば、レモンティーのような爽やかな風味に。

夏場は削った氷にそのままかけて、かき氷シロップとしてお楽しみいただくのもおすすめです。

日本草木研究所とコラボレーション

商品開発でご一緒したのは、日本全国の里山に眠る”おいしい植生たち”について研究する日本草木研究所。間伐材の有効活用を目指したお酒や、草木を使った塩・スパイスなどを開発・販売しながら、日本の森や林業に新たな価値を創出されています。 日本の森にまなざしを向ける日本草木研究所と、工芸にまなざしを向ける中川政七商店。中川政七商店では「工芸とは風土と人がつくるもの」と考えます。日本草木研究所さんの取り組みは工芸を未来へ繋ぐことでもあり、お互いに共鳴したことからコラボレーションに至りました。

奈良の森をイメージしたパッケージは、贈りものにも

パッケージに描いたのは奈良の森。今回採集した草木に囲まれた森のなかには、奈良といえばの鹿も顔を出しています。キャッチーなパッケージはご自宅で楽しんでいただくのはもちろん、贈りものにもおすすめです。