中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
商品の特徴
お茶の時間を長く楽しめる、大容量の土瓶
お茶の時間を長く楽しんでいただきたいと考えて、たっぷり大容量の土瓶を作りました。
耐熱性に優れる萬古焼で作っており、直火にかけてお茶のふくよかな香りを存分に引き出せます。 約1リットルの容量で、洗いやすく茶葉を出しやすい構造。持ち手には印象的な自然素材の藤蔓を採用しました。直火で沸かす、まろやかなお湯
お茶をおいしく淹れるには、茶葉・湯の量、温度、抽出時間、この3つの要素が大切です。この土瓶は直火にかけることができ、焙じ茶の適温である100℃でお湯を沸かすことができます。また、土瓶で沸かしたお湯は遠赤外線の効果でまろやかになり、陶器の保温力も高いため冷めにくく、直火にかけられるので温めなおしも簡単です。
やきものならではの風合いで存在感のある佇まい
耐熱性能と、光沢感や貫入の具合が出る質感を両立するため、原料と釉薬の割合を何度も調整。素朴かつ存在感のある佇まいに仕上げました。
青織部(あおおりべ)は深みのある緑色が特徴。和風のインテリアにも馴染みます。 貫入(焼成時にできる釉薬のヒビ)があり、使い込むほどにお茶の?が染み込んでいきます。やきものならではの味わいとして経年変化をお楽しみください。ひとつずつ手仕事で作られた自然素材の持ち手
素朴な佇まいで手になじむ藤蔓の持ち手を採用しました。一つずつ手で編んで加工しており、一度に大量には作れません。現在、藤蔓を編める方が年々少なくなっており、非常に希少な持ち手となっています。
直火対応で、そのまま食卓に出せます
直火にかけられて、お茶のふくよかな香りを存分に引き出せる土瓶。火にかけた後、そのまま食卓に出せるのも便利です。約1リットルの大容量で、何度もお茶を沸かす手間が省けて、お茶の時間をたっぷりと楽しんでいただけます。内側は溝の少ない作りになっており、お手入れも簡単です。やきものならではの経年変化を楽しめます。白釉は、使用前に目止めをしていたたくことで、お茶の色移りが緩和されます。
多種多様なやきものを生み出す「萬古焼」
萬古焼は、三重県四日市市を中心に作られるやきもの。耐熱性に優れた特徴があり、土鍋の製造では高い国内シェアを誇ります。
商品バリエーションも豊富でタジン鍋、ごはん釜、炭コンロ、その他の食器や花器と、大きさや形状も様々な商品が開発されてきました。高度な技術を使ったIH対応土鍋の開発も盛んです。
急須も、土鍋と並んで産地を代表する商品のひとつ。鉄分を含む赤土粘土を使用して還元焼成を行い、釉薬をかけない焼き締まった色は緑茶によく合うと言われています。ご使用前に目止めを行ってください
目止めをすることで、でんぷんが貫入(表面の細かなひび)や土の細かな目を埋めて、貫入の汚れや水漏れを防ぎます。
1. 乾拭きするか、軽く水で洗って水気を拭いてよく乾燥させる。
2. 8分目まで水を入れ、大さじ1杯程度の片栗粉を入れて、弱火で沸騰するまで加熱させる。
3. 火を止め、自然に冷めるまで放置する。
4. ある程度冷めたらよく洗い、水気を拭いて十分に乾かす。
※上記の工程は1回でも十分ですが、2~3回繰り返すと安心です。
(※動画のイメージは白です)注ぎ口の液だれが気になる場合は
土瓶の特性上、注ぐ際に注ぎ口から水が伝ってくることがあります。お客様からのお声をいただき、注ぎ口に装着するスキッターを付属しています(2024年12月~)。液だれが気になる際にご活用ください。
サイズ / スペック
商品詳細
素材 本体:耐熱陶器
持ち手:藤蔓容量 約1L 重さ 約516g 備考 専用箱(16×16×22㎝)入り 商品サイズサイズガイド
サイズ 幅 高さ(持ち手含まず) 奥行 - 約19 14.5 14 単位:cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
お知らせ ご使用前に目止めを行ってください
※陶器には目に見えない小さな穴が空いています。穴にお茶が入り込むと汚れや水濡れなどの原因になるため、ご使用前に目止めを行ってください。目止めの方法は下記をご確認ください。お取り扱い上の注意 特にご注意いただきたいこと
※急加熱・旧冷凍など急激な温度変化を加えると割れる恐れがあります。ご注意ください。
※土瓶は熱を蓄える性質があるため、加熱後は非常に熱くなります。
※やけどやテーブルの焦げなどには十分ご注意ください。
※直火でご使用いただけます。
【使用前】
目止めを行ってください
※目止めをすることで、でんぷんが貫入(表面の細かなひび)や土の細かな目を埋めて、貫入の汚れや水漏れを防ぎます。
1:乾拭きするか、軽く水で洗って水気を拭いてよく乾燥させる。
2:8分目まで水を入れ、大さじ1杯程度の片栗粉を入れて、弱火で沸騰するまで加熱させる。
3:火を止め、自然に冷めるまで放置する。
4:ある程度冷めたらよく洗い、水気を拭いて十分に乾かす。
※上記の工程は1回でも十分ですが、2~3回繰り返すと安心です。
【使用時】
急加熱・急冷却にご注意ください
※急激な温度変化は割れの原因になります。
※空焚き、いきなり強火で加熱すること、底が漏れた状態で火にかけること、熱した状態から大量の水を入れることはおやめください。
やげどにご注意ください
※土瓶は一度熱くなると冷めにくい性質があります。非常に熱くなるので、持ち手をしっかり掴んでご使用ください。
鍋敷きや瓶敷きをご使用ください
※耐熱効果の高い鍋敷きや瓶敷(木製、金属製等)を敷いて置いてください。
※焦げる恐れがあるので、焦げても構わないものをお使いください。
※テーブル等に直接置いた場合、変色変化する恐れがあります。
※直接置いて引きずると接地面を傷つける恐れがあります。
【使用後】
やさしく洗ってください
※つけ置き洗いは避け、土瓶が冷めてから手洗いしてください。
※研磨剤入りの洗剤・金属たわし等で強くこすると傷がつくことがあるため柔らかいスポンジで洗ってください。
よく乾かしてください
※洗った後は柔らかい布で拭き、蓋を開けてよく乾燥させてください。
※湿気が残っているとにおいやカビの原因になります。
※完全に乾燥してから風通しの良い所で保管してください。
※長期間保管の際はカビを防ぐため、箱に入れず、新聞紙等に包んで風通しの良い場所に保管してください。
【お手入れ】
カビが生えたとき
※8分目まで水を入れ、大さじ1杯程度の酢を入れて10分ほど弱火で煮たててください。
※冷めたら洗ってよく乾燥させてください。
ひびから水が漏れるとき
※水が濡れる場合は使い始めと同じ手順で目止めを行ってください。
※でんぷんがひびを埋めて漏れを防ぎます。
※使い込んでいくと、熱による膨張・収縮によって貫入や細かなびびが入ることがありますが、陶器の土の性質です。
【その他】
※強い衝撃による欠け、割れにはご注意ください。
※ひびや亀裂が入った時は安全のため使用をおやめください。
※持ち手は天然素材ですので色・形に個体差があり、時間の経過とともに色合いが変わります。一つひとつ異なる表情や経年変化をお楽しみください。
※持ち手は過度な力を加えると変形する恐れがあります。
※変形やカビの原因になりますので、水気の多い場所、直射日光、冷暖房が直接当たる場所でのご使用や保管はお避けください。
※手仕事で仕上げていますので、色・形に個体差があります。