商品の特徴
透け感や繊細な模様が際立つ、刺繍のバッグ
創業147年の刺繍メーカーが作る、透け感や繊細な模様が際立つバッグ。見た目の可憐さもさることながら、持ち手以外は刺繍糸で構成されているためとても軽く、また普段使いを繰り返しても美しいフォルムを保てるよう丈夫に仕上げるなど機能美も追及しています。しなやかなデザインでファッションの幅を広げつつ、日本の刺繍技術を身近に感じられる品です。
やわらかな華やかさで、普段にもハレの日にも
シンプルな色味ながら程よく主張のある、凛としたデザイン。使い勝手のよい黒と白の2色展開で、普段はもちろんハレの日の装いや着物にも合わせていただけます。アクセサリー感覚で持てばやわらかな華やかでコーディネートを引き立ててくれます。
独自の刺繍技術「カサモリレース」
作り手は「布に刺繍しない刺繍」の技法を編み出し業界内で注目を集める、群馬県桐生市の老舗刺繍メーカー・笠盛。通常、刺繍は布などの土台となるものに縫いつけて形を作りますが、笠盛のオリジナル刺繍である「カサモリレース」は、土台を使わず糸の重なりだけで形を作る技術を用いるため、刺繍の魅力がダイレクトに伝わります。普段は主に、洋服などのパーツに用いられてきた技術を、今回はバッグに応用しました。
「地産地匠アワード2024」優秀賞商品
地産地匠アワードは、地域に根ざすメーカーとデザイナーがつくる、新たなプロダクトを募集するアワードです。この商品は、全国各地から集まった80点のエントリーの中から、優秀賞を受賞しました。審査員のコメントを抜粋して紹介します。
過去にとらわれず生み出されたデザインにはおおらかな懐かしさと新しさが介在し、思わず「欲しい！」と惹きつけられてしまいます。メーカー自身が技術の確かさを物にのせて伝えていくことの大きな意味と、そもそもそんなことを知らずともキュンと心を突く純粋なときめきを感じます。
（木本梨絵：クリエイティブディレクター HARKEN代表）
地産地匠アワードについて、詳しくはこちらをご覧ください。作り手：群馬県桐生市の老舗刺繍メーカー・笠盛
群馬県桐生市で明治10年に和装帯の織物業として創業した笠盛。その後、刺繍業に転身し、数々のアパレルメーカーの生地刺繍や、スポーツユニフォームのワッペン刺繍などを手がけてきました。 現在は独自に開発した「カサモリレース」の技術を用いたOEMの他、刺繍のアクセサリーブランド「000（トリプルオゥ）」でも多くの指示を集めています。
中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
