洋花も和花も、花束も一輪も受け止める花入れ

花束を活けたい時と一輪を活けたい時。シーンやお花の種類を選ばず、どんな時も受け止めてくれたら...。
そんな願いを叶える花入れを作りました。

花束にも一輪にも対応する、切り花を活けるのにちょうどいいサイズ感。さっと入れるだけで様になる水差し型の形状と、ほどよい土味の残るあたたかみのある佇まいが、洋花から和花までさまざまなお花を引き立ててくれます。
まずはこの一つがあれば、さまざまなお花に対応してくれる。そんな包容力のある花入れです。

お花をバランスよく飾れる、使い勝手のよさ

おしゃれに飾りたいもののなんだか不格好。意外とお花をバランスよく活けるって難しい...。
そんな悩みをもたずに、さっと入れるだけで様になることを目指して作りました。

水差し型の形状は、見た目のアクセントになるだけでなく、活けやすさにも繋がっています。
くびれがあり底部が広がっていることで、花留まりがよく安定して飾れます。底部に重みをもたせているので、花束や重みのあるお花を入れてもしっかり自立してくれるのも嬉しいところ。大ぶりのお花は、片口部分に茎を立てかけて挿すと収まりやすくなります。

一輪だけでも様になる佇まい

取手と注ぎ口をつけた水差し型の形状は、一輪だけを挿しても様になります。気負わず暮らしにお花を取り入れられまるのも嬉しいポイントです。
花を飾らなくてもうつわ自体に程よい意匠性があるため、オブジェとしても楽しんでいただけます。

適度な口径の幅でお手入れにもしっかり対応

花入れはしっかり汚れを落とさないと、お花が枯れやすくなってしまうので、手入れのしやすさも重要です。
適度に口径の幅があり、底部まで見えるので、ブラシを使えば汚れもすっきり落としていただけます。

植物を美しく見せるおおらかな土の風合い

信楽焼は土の持つおおらかさが植物を美しく見せるとして、日本で長く、お花のしつらい文化のなかで愛されてきた焼き物のひとつです。あたたかみある土の風合いを活かすため、一つひとつろくろを挽いて手仕事で仕上げました。
人の手で挽いた手跡を感じられるように、釉薬は土味が見えるものを採用。素朴であたたかみのある土の表情をお楽しみください。