中川政七商店では、環境負荷と廃棄物削減のため、商品パッケージのプラスチック削減を進めており、ふきんの透明袋を廃止しました。
商品の特徴
屋根から食卓へ。越前瓦を転用したテーブルウェア
「越前瓦器」は、越前の風土に育まれた、瓦の土味や技術を転用したテーブルウェアです。土本来の個性を受け入れる、ゆらぎのある表情と素朴な色合い。越前の風景として人々の暮らしに溶け込んできた佇まいは食卓にもなじみ、さまざまな料理に調和します。
屋根の上で50年、100年と雨風や雪から守ってきた強靭さも受け継いでいるため、気兼ねなくお使いいただけるのも嬉しいポイント。日常使いの銘々皿からハレの日のおもてなしまで、幅広いシーンでお楽しみください。日常使いしやすい、越前瓦ならではの丈夫さ
雨風や雪を防ぐ越前瓦は、国内の瓦の中でもよく焼き締まり、吸水率が低いのが特徴です。食器でもその強度を発揮し、電子レンジ・オーブン・食洗機に対応します。
さらに、裏面まで釉薬がかかっているため、カビづらいのも嬉しいポイント。平皿ならではの洗練された佇まいでありながら、日常で使いやすい耐久性を兼ね備えています。
スタッキングでき、場所を取らずに収納できるので、複数枚集めて使うのもおすすめです。さまざまな料理を引き立てる佇まい
北陸地方でとれた土で作られる越前瓦器。なるべく手を加えず本来の土味を活かすことで、独特の表情や手ざわりを実現し、一つとして同じものがありません。土本来のあたたかみを感じる表情と、瓦を彷彿とさせる両端のやわらかな曲線によって、どこかほっとする佇まい。人々の暮らす町並みをつくる一端として越前の風景に溶け込んできた瓦のように、さまざまな食卓に調和します。
和洋どちらの料理にもなじみ、ケーキなどスイーツとの相性も抜群。食卓に限らず、インテリアの飾り台としてもご使用いただけます。「地産地匠アワード2024」優秀賞商品
地産地匠アワードは、地域に根ざすメーカーとデザイナーがつくる、新たなプロダクトを募集するアワードです。この商品は、全国各地から集まった80点のエントリーの中から、準グランプリを受賞しました。審査員のコメントを抜粋して紹介します。
押出成形という瓦の作り方を転用していて、メーカーに技術的に無理がない。値段も瓦1枚だと400円のところが1980円になる。普通より高い温度で焼いているから割れづらく、スタッキング性があって収納もしやすい。いろんな意味で無理がなく、トータルのバランスがとても良いプロダクトです。その完成度の高さから、 「匠」の側、デザイナーがメーカーのことをちゃんと理解しているんだということが分かります。六古窯の産地のなかで一番、作家もメーカーも少ない越前で、瓦のメーカーからこの商品が生まれた、という意義は大きいと思います。(加藤 駿介:デザイナー NOTA & design 主宰)
地産地匠アワードについて、詳しくはこちらをご覧ください。越前瓦を通して地域の風景を守る「越前セラミカ」
日本の六古窯の一つである越前焼の産地、福井県越前地区にて古くから生産されてきた越前瓦。越前セラミカは、そんな越前瓦のメーカーとして1952年に創業以来、地域の風景を守り続けています。
精土工場を持ち、土づくりから焼成までを一貫して行うため、焼き物らしい土味や個体差を活かすおおらかなものづくりを得意としています。
サイズ / スペック
商品詳細
素材 陶器 重さ 約720g
※焼き物のため、重さ前後します。備考 専用パッケージ(約33×14.5×4cm)入り 商品サイズサイズガイド
サイズ 幅 奥行 高さ - 約31.8 10.6 1.5 単位:cm
取り扱いのご注意
お取り扱い上のご注意
製品のお取り扱い ※やきものの特性上、色や形、土味に個体差があります。その為、写真と多少の違いが生じる場合がございます。また、パソコン等の環境(モニター)により、商品の見え方も多少異なります。
※引きずると、家具等にキズが付く恐れがありますので、取り扱いの際は十分ご注意ください。
※電子レンジ・オーブンの使用が可能です。
※油を使った料理を盛り付けますと、器にシミがつくことがあります。
※ご使用前にしばらく水に浸すと、シミがつきにくくなります。
※金属製のカトラリーとお使いになると、器に傷がつくことがあります。
※汚れがついたまま放置するとカビ、シミの原因になりますのでご注意ください。
※ご使用後はなるべく早めに洗い、よく乾かしてから湿気のないところで保管してください。品質について ※越前瓦器は北陸の土地でとれた土を使っています。量産された器は均一の佇まいを求めるがゆえに個体差の出にくい調合された粘土を使うことが多いですが、なるべく手を加えず本来の土味を活かすことで、独特の表情や触感など一つとして同じものはない器ができました。