地産地匠
「地産地匠アワード」は、
地域に根ざすメーカーとデザイナーとともに
新たな「暮らしの道具」の可能性を考える試みです。
土地の風土や素材、産地の課題に
まっすぐ向き合って生まれた四つの商品。
そこには、日本のものづくりの歴史を未来につなぐ
それぞれの物語がつまっています。
今まさに日本各地で芽吹きはじめた、
新しいものづくりのかたちをお楽しみください。
グランプリ
未来が「芽吹く」、ハレの日にもふさわしい漆の器めぶく弁当会津漆器・猪苗代地域(福島県)
飯椀・汁椀・皿が一体となった信玄弁当と呼ばれる珍しい形。木地にミズメザクラを用い、会津の若い職人が漆掻きから塗りまでを一人で担っています。高台に漆の種を埋め込み、未来へ「芽吹く」願いを込めました。日常の器としてはもちろん、新年やお祝いの席にもぴったりの漆の器です。
めぶく弁当の詳細はこちら準グランプリ
時が生み出す、唯一無二の表情を味わうわっぱのケース・バスケット静岡県
不均質で自由な木目がアクセントとなる小物入れ。素材は「街の中の支障木」で、流通に乗らない木材を使用しています。反りやうねりがあることから加工が難しい一方で、自由な木目は個性的。木に内包された時間をじっくりと味わいたくなるような佇まいです。
優秀賞
透け感と繊細さが際立つ、刺繍のバッグ刺繍のポシェット桐生(群馬県)
持ち手以外はすべて刺繍糸で構成し、刺繍ならではの透け感のしなやかさが特徴のバッグ。普段使いでも繊細なフォルムを保てるように構造を工夫し、機能美も追求しています。ファッションの幅を広げながら、日本の刺繍技術を身近に感じられる品です。
刺繍のポシェットの詳細はこちら屋根から食卓へ。越前瓦を転用したテーブルウェア越前瓦器越前(福井県)
越前の風土に育まれた、瓦の土味や技術を活かしたテーブルウェア。ゆらぎのある表情と素朴な色合いは、食卓にもなじみ様々な料理と調和します。雨風や雪から守ってきた瓦の強靭さも受け継いでいるため、日常使いで気兼ねなくお使いいただけます。
読みものそれぞれの地産地匠
地域に根ざすメーカーとデザイナーがつなぐ、ものづくりへの想いを伺いました。
地産地匠アワードについて
地産地匠アワードは、2024年に初開催となった、中川政七商店が主催するコンペティションです。初年度は全国各地から80点の応募が集まり、厳正な審査の結果、4点の商品が受賞。11月5日より中川政七商店の直営店とオンラインショップにて販売を開始しました。
- このページの商品の実物をご覧になりたい方は、下記の店舗でも販売しております。期間:11/5(火)-12/3(火)
25の商品
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