北海道釧路市阿寒町。
初めて訪れたこの土地で、力強く美しい布に出会った。
ここには「マリモ」で有名な阿寒湖と、周囲には自然豊かな森がある。
手つかずの自然が残るこの地域は一年中空気が澄み、夏は涼しく冬は-15°を下回るほどの寒さになる。
阿寒の雄大な自然、凛とした空気、冴えた空、雪景色。
阿寒に暮らすアイヌの人々とともに制作した今に生きるくらしの工藝布「アイヌ刺繍」をお届けいたします。
北海道釧路市阿寒町。手つかずの自然が残るこの地域は、一年中空気が澄み、冬は-20℃を下回るほどの寒さになります。
冬になると、アイヌコタン(集落)のすぐそばに位置する阿寒湖にも雪が積もり、あたり一帯が雪景色に包まれます。
阿寒湖の自然の空気をそのまま切り取ったような表現を目指し、雪、空、木々、この3つの印象を色に重ねて、くらしの工藝布」を作り上げました。
自然とともに暮らす阿寒のアイヌ工芸作家の皆さんと作り上げました。
刺繍はもちろん、典型的な文様以外については、デザインから新たに作っていただいています。
さらに手作業では難しい2メートルに及ぶ大判サイズは機械刺繍で表現しました。
繊細な手刺繍の美しさと、インテリアに存在感を与える大判の機械刺繍、それぞれの違いもお楽しみください。